いぼ痔(内痔核)で、脱出・出血のあるものに対して、注射で治す治療法が2005年から始まっています。ALTA療法といいまして、内痔核の各部分に注射をすることで治して行く「硬化療法」のひとつです。
この薬は認可される条件として、厚生労働省からのお達しがありました。研究会を立ち上げて、注射薬の使用法について、十分な指導管理をするようにとのことです。医師なら誰でも使える薬ではなく、肛門科医として十分な経験があり(基本は、日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医)、研究会主催の講習を受けて資格を得た医師のみが使えるようになっています。資格のある医師が勤める医療機関にしか薬品が納入されないので、現在のところ、他の薬とは違う十分な管理がなされているように思います。それだけ期待される新薬であり、また我々医療者も大切に育てて行こうという思いがあります。よく効く薬だけに、いい加減な使い方をされて、重い合併症が起こるのが心配なのです。また、注射といいましても、立派な手術です。保険診療の上でも「四段階注射法」という手術扱いになっています。
まずは、http://www.zinjection.netをごらんになってみてください。色々怪しげな「研究会」がネット上にはありますが、この「内痔核治療法研究会」は怪しくないのです。私もこの資格をもっています。そろそろ研究会に施設変更の届けをしないといけませんね。
最新情報(2009.4.19)です。研究会のページからリンクされました。
この薬は認可される条件として、厚生労働省からのお達しがありました。研究会を立ち上げて、注射薬の使用法について、十分な指導管理をするようにとのことです。医師なら誰でも使える薬ではなく、肛門科医として十分な経験があり(基本は、日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医)、研究会主催の講習を受けて資格を得た医師のみが使えるようになっています。資格のある医師が勤める医療機関にしか薬品が納入されないので、現在のところ、他の薬とは違う十分な管理がなされているように思います。それだけ期待される新薬であり、また我々医療者も大切に育てて行こうという思いがあります。よく効く薬だけに、いい加減な使い方をされて、重い合併症が起こるのが心配なのです。また、注射といいましても、立派な手術です。保険診療の上でも「四段階注射法」という手術扱いになっています。
まずは、http://www.zinjection.netをごらんになってみてください。色々怪しげな「研究会」がネット上にはありますが、この「内痔核治療法研究会」は怪しくないのです。私もこの資格をもっています。そろそろ研究会に施設変更の届けをしないといけませんね。
最新情報(2009.4.19)です。研究会のページからリンクされました。