ばばの気まぐれ日記

老後の暮らしというものはこういう事だったのかと思う日々
老後を迎えて初めて気が付くことも多い日々

猛雨

2010年09月17日 | 雑感
 「昨日の大雨から学んだもの」
仕事で8時半ごろから四街道市まで行かなければならない用事があった。

家を出た時既に大雨の様相を呈した状態であった。しかし仕事なので出かけた。

走り始めて間もなく不気味なほど激しい降り方になってきた。

仕事でなかったら、一旦家に引き返したかもしれないが、仕事なので引き返すと言う気持ちにはならなかった。時給で働いていると言う事で、やはり厳しい気持ちになっていた。

途中から度々道路の冠水に見舞われ、前を行く車の状況を良く見てから、車を進めるようにした。
何度か大きく冠水している場面に怯んだが、やはり「仕事で出かけている」と言う事が頭にあるため、ひたすら前へ進む事しか考えていなかった。「どうやって切り抜けるか?」「迂回路を考え進む事しか考えていなかった。」とかなり日常の生活では考えられないほど、真剣に猛雨へ立ち向かっていた。

四街道市へ入り、JRの高架下に池のように溜まった場所では警察官が持つ「通行止め」の看板を横目に迂回路へと回り、何なりとそのハードルはやり過ごした。
しかしその後に待ち受けていた踏切の先を見て、流石に怯んだ。
ちょうど成田エクスプレスが通過し踏切の一番前で信号待ちをしていた。

なんと行く先では自転車を引く人が膝までズボンを捲り上げて水に浸かって歩いている。そのズボンもびしょぬれ常態なのだ。

「どうしようか?」ここで踏切が上がってしまえば、発進しなければならなくなる一瞬迷ったが、左を見たら中華料理屋さんの駐車場がある、「良かったぁ・・・」
即左へ車を寄せ、引き返すことにした。

引き返すと言ってもまた今通ってきた冠水した場所を通過しなければならない。

必死だった。会社へ電話をし、「明日に予定を変更しても間に合うか?」を確認し、引き返すこととした。

帰路もハードルは何度もあり、今にも止まるのではないかと思われる、ドッドッド・・・と言う車からの悲鳴も聞こえ、気が気ではない。

帰路も迂回路を探しながら何とか戻ってきた。
ほぼ戻りかけた時。雨は上がり傘もいらない状態となったのだ。僅か2~30分の間に・・・なのである。ギャフン・・

再び会社へ連絡し、もう一度目的地へ向かうことになった。さっき冠水していたところはもう水が引きいつもと同じ状態なのだ。

分かった事は、道路の冠水は暫く待てば、水は曳くと言うことです。
近くの駐車場で少し待機すればよかったのです。
自分の用事で出かけたのなら多分そうしたでしょう。でも時給で働いている身分では、先が読めない場合はやはり引き返す事になってしまいます。
今回の体験で降り続く予報が出ていない場合は、「待つ」と言う事を肝に銘じた。

もし車が水に浸かってぷかぷかしてしまった時、車を弁償してはもらえないでしょう、仕事とはいえ無理はすべきではないですね。

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