百人一首・・忘れていました。
3孫がキナコと遊びたいと昨日来てくれた。この度もまたパソコンの脇の本立てを見て、百人一首の箱に目が留ったようだ。興味が持てたらチャンス・・とばかりに節を付けて読み上げるのだという事教えて見た。面白がって読み上げ始めた。興味を持ったらこの年齢ならすぐに覚えられると思うのだが・・・・そこまでは興味は持たなかったようだ。
高齢の友人がお風呂で突然死してしまい、年明けには百人一首のお楽しみが困難になってしまったが、脳トレにもなると思うので続けます。
大江 千里 月見れば 千々に物こそ かなしけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど
菅家 このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに
三条 右大臣 名にし負はば 逢坂山の さねかずら 人に知られて くるよしもがな
貞信公 小倉山 峰のもみじぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
中納言 兼輔 みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きてとか 恋しかるらむ
源宗于 朝臣 山里は 冬ぞさびしさ まかりける 人めも草も かれぬと思へば
凡河内 躬恒 心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花
壬生 忠岑 有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり 憂きものはなし
坂上 是則 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪
春道 列樹 山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
今は両親も姉もいませんが、古い箱に入った百人一首だけはまだ残っています。
sazae3のブログを読んで、よせばいいのに載っていた句をネタに記憶を試してみたらなんと0点。完敗でした。
でも、おかげさまで六十数年を飛び越しての貴重な思い出に浸ることができました。感謝しています。どうもありがとうございました。
中学生の頃覚えたものは強いですよね。
今更に覚えようとしても、つぎつぎに忘れてしまいます。孫たちも興味を持ってくれたら来年のお正月は少しは楽しめるかなと考えております。