岡部由紀子さんの歌集「父の独楽」をやっと書き写しました。
地元の図書館になかったために、県立図書館から借りていただきました。
歌集なので文字数は少ないのですが、私にとっては貴重な一言一言で。スラーッと読み進めるものではありません。
久しぶりに文字を大量に書きました。手が腱鞘炎にでもなったら大変です(笑)が一首ごとに感銘を受け惹きつけられるように、書くことが、全く苦になりません。ここ数日は精神的にも充実した時間が持てました。
その中から一首
「アイロンでもたまにはかけろと重々と口ひらくとき言ひて出てゆく」岡部由紀子
私は傷つき、憎しみ、悩みぬいた長い人生を同じように歩んでいる人が居る、という事を知り、吐き出すことにより、深い哀しみもまた一すじの希望でもある事に気が付きました。
一冊の本を書き写すことは意義のある作業となりました。
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