いつものような状態で寝ているような起きているようなスタイルでベッドに横たわっています。
何故か?今までとは少し違うような気がしました。そうなのですっ!
今迄は唾液すらうまく呑み込めない状態に加えて痰が絡んで咳き込むことも多くなりベッドはいつ行っても大きく傾斜をした状態でした。その傾斜したベッドに体をよこたえていることは大変な事ではないかと案じておりました。いつか・・ベッドを平坦な状態で体を伸ばして寝たいと願っているのではないかと思っておりました。
今回は今までになくベッドは限りなく平坦に近い状態でした。少し傾斜していますが・・・・・
首の硬直もあまり気にならないほどのように見えました。
眼球はどうしても上がり気味ですが、それでもしっかりと中心で見てくれています。
昔懐かしい写真を従兄弟から送って貰いスマホで見てもらいました。
なんと妹の目に力が入りました。興味があるものを見つめる目でした。
その様子を見て嬉しくなりまして畳みかけるようにいろいろ話しかけてしまいました。しっかりと聞いてくれています。
「そうだという時は瞼を閉じてね」との合図は旦那さんが考えたコミニケーションの数少ない手段のようです。・・それをちゃんとやってのけ、旦那さんも嬉しそう。
その様子が妹に伝わっていることを感じました。
どんなに重病で言葉を発することが出来なくても心を通わすことが出来れば顔は表情を取り戻すことが出来ます。
人間て凄いです。心を通わせて共有できる話題に巻き込めば重病患者であっても体中で反応があり顔がパッと明るくなります 。血行が良くなるのでしょうか?せき込んでしまうので苦しそうですがこのような事が人間には大事な事なのだという事を感じました。
今日のお見舞いも微々たる収穫があってホッとした気持ちで帰宅しました。
昔の懐かしい写真(妹が幼稚園か1年生のころ)はとても大切です。今は亡き祖父が居て祖母が居て母親が居て従兄弟がわんさか集まっている写真は貴重な刺激を妹に与えてくれました。
写真は大切にしなければ・・・と思いました。
私の母も体調が悪くて意識もあまりよくない時があり、心配していましたがよく会いに行ったり、話をしたりすることで回復してきています。
(母は88歳、大腿骨骨折したり、体力が落ちたりで先生から今度このようなことがあったら寿命と思ってください…といわれています。でも、その時から1年半以上経過しています)家族の顔を観たりいろんな話をすることで、頭が働くのかもしれません。そして。看護師さんや歯科衛生士さんのご指導もあり、寝たきり状態から今では自分で車いすを動かしていますし、冗談もいえるほどになりました。何事も決して諦めてはいけないんだと教えられています。
妹さん、気丈に過ごされますように…心から応援しています。
バレエもわずかながらですが前に進んでいる感じです。これも諦めずにコツコツ…ですね。
看病は本当に難しいですね。
一日寝込むと、筋力が回復するのに三日かかると言います。
寝たきりになると恐らく喉の筋力も落ちて誤嚥しやすくなるのではないでしょうか。
妹さんも手伝ってもらっても起き上がる力がないのなら、足の先や手の先だけでも動かしてさしあげられたらいいのですが・・。
(自分にも言い聞かせるように言っています~。しんどいといくらでもゴロゴロできるのですが、たまに逆効果のような気もします。体は動かすようにできているのかも)
目の力、いいですね!
気持ちまで寝込んでおられない、ということですね。
気分が上がると元気も出ますね。
関係ないかもしれませんが、認知症になられた方に昔やっておられたピアノを見せたところ、弾き始め、そこからどんどん回復されたと言うのを読んだことがあります。
妹さんが興味を持っておられたものを、色々とお見せするのはとても良いことだと思います。
お母様本当に家族に囲まれて、安心してリハビリが出来たことでしょう。良いお話を聞かせていただきありがとうございました。
病院は特殊な環境ですから出来るだけ日常の会話の中に溶け込ませてあげるのが良いのかな?と感じました。
諦めないでいろいろ問いかけてみます。ありがとうございました。
筋肉はどんどん落ちてしまっています。足などは自由に動かしていましたのでそれを見ただけでこちらは元気になれました。手や足をさすったりなどしてみましたが、今回気が付いたのですが、指を使わないと爪が巻爪になっていて、爪を切ってやるのも上手く切ってやれませんでした。巻爪はどうやって切るのでしょうか?
次回に行くときまでにネットで調べてみます。
身体を動かさないで筋肉が落ちてくると、思いがけないことが次々に起きてくるのですね。
声を出してお話が出来ないのですが、キナコの写真を見せたら、「キナコ」と唇を動かしました。問いかけや話しかけは、答えやすい内容が良いと思いました。