「人間万事塞翁が馬」

　今日は志村坂上まで出かけようと、「東陽高速鉄道」に乗り大手町へ向かった。葛西を過ぎて線路上で突然電車は止まってしまった。「何が起きたのだろう？」そのうち動き出すだろう、そのまましばらく待ったが一向に動く気配が無い。車内放送だ「東陽町あたりで信号機〈安全確認装置？）の故障がありしばらく停車します。」「この電車は復旧までに相当時分かかります」次々に動かす事が出来ないという内容の放送だ。
さて困った。切り替えの早い方は直ぐに降りて振り替えバス乗り場や改札に証明書や振り替え案内書を貰いに動いていく。
さてどのように行動したらよいのだろう。車両は混んではいない、座っていられるので落ち着いて考える事が出来る、「決断したとたんに走り出したら？」等と言う事が頭をよぎる......なかなか決断が出来ない。しばらく様子を見ることにした。しかし電車は少し動いたが、西葛西駅に停車したままだ。脳裏をよぎった事は「具合が悪い時だったら大変」「子供を連れていたら大変」「トイレに行きたかったら大変」「久々にパンプスを履いていたので、スニーカーで出かけていたらよかった」次々に困難な事を考えてしまう。幸いに駅に停車してくれたので、いざとなればトイレにもいけるし、喉が渇いたら飲み物も買える。

「人間万事塞翁が馬」この言葉を思い出した。

この際法要には間に合わないので、携帯電話でその旨を連絡した。では戻る事を考えなければならない。しばらく座っていたら、上りの電車が入ってきた。アラッ動けるの？しばらくして、一駅戻れるとの放送だ。そうだ兎に角戻ろう。
隣のホームへ移動をした。
その後、行く先は次々に変更になり、そのまま娘の家まで帰り着くことが出来た。

姉が大阪から来ているので「会いたいと言う」仕切りなおしだ。昼食を済ませ又大手町へと向かった。喪服を着て出て居たので、娘に洋服を一式借りた。何故かＧパンが長く裾を引きずりそうだ。トホホ。。足は長くなったはずだが？若い人には適わない。

久々の東京駅、新丸ビルは明日OPEN残念でした。携帯でレンガの東京駅を撮影した。兄と甥も仕事帰りに落ち合った。何年ぶりに逢っただろうか？懐かしい。