館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

初めて じゃがいも植えた!!

2006-03-06 22:54:34 | ゆきこちゃんずログ


 恥ずかしい話だが この歳にして我が家の畑に、はじめてじゃがいもの種芋を植えた。これまでは、父母にすべて任せきりだったが、今年こそは、そろそろくたびれてきた老夫婦を師に 植えるところからやってみたかった。
 何事もまずは まねをすることから始めなくちゃね。まさに体験学習です。米作りは、少しは一年の作業の流れが分かったから、今年は じゃがいもの収穫までを追ってみようと思う。貴重な自給作物でもあるしね。家庭菜園の大先生O氏もいて心強いが なるべく足繁く田畑に通い、少しづつ野菜が上手に育てられるようにしたいな。今年は、じゃがいもが きっとこれまでと味が違って さらにおいしく感じられることだろう。(ご飯の味が、関わることによって なぜかおいしくなったように・・)
 おおいぬのふぐり、ほとけのざ、小さな白い花をつけたなずな・・・春は確実にやってきた。これから雑草との戦いが始まる。鍬(読める?)を振り下ろしながら
そこからこぼれる土は どこまでもやさしい。
 職場で子どもたちが 春になるとどろ団子作りを始める。人間にとって「土」ってやっぱり忘れてはいけないものだよね。あなたも、たまには 「土」を触ってみてね。



                          (YUKKO)
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あわてなさんな Part Ⅱ

2006-02-02 07:20:08 | ゆきこちゃんずログ
 心配しないで、「オレオレ詐欺の話」ではありません。
「あかんべ山コンサート」お疲れ様でした。歌詞をドジりましたが、「ごめんなさい」と言わず、適当にごまかすという大進歩?!がみられました。でも、すみませんでした。
 さて、今回は息子と娘までが見にきてしまい、うれしいようなはずかしいような感じであせりました。以下、二人の感想を・・・。
娘「まことカッコイイ!!!来年も行きたい。」
息子「仕事さがし」の歌詞は、今のオレには 身にしみた。(只今求職中!)
  「小さな手のひらのあなたに」は、素直に感動した。
  「歌には 歌える季節というようなものがあるんだね。T氏のソロが聞きたい。音響がすごいね。云々」

 親のささやかな期待を裏切って、急に方向転換を宣言し、今頃になって就職活動なぞはじめた息子。自分のそのころを考えたら何も偉そうなことは言えないが、いろいろ自分のペースで「就職活動」をしているようだ。わたしには、その経験がないので何もわからない。ただただ、信じて よい結果を待つのみとは思うのだがつい余計なことを言っては、「母さんには もう話さない。」などと言われて 少し反省。
 「夢を見ないでと母親はいう」  「不幸にしないでと母親は泣く」
まったく谷川氏は すごい詩を書くものだ。

 「どんなときも どんなときも 迷い探し続ける日々が答えになることを僕は知っている」(槙原)とわが息子は申します。確かにその通りかもしれません。あなたを信じ、美しい春があなたに訪れる日を祈っています。
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石投げじゃなくて 餌やりなんだよー

2006-01-12 11:33:00 | ゆきこちゃんずログ


1月7日。土曜保育・・といっても保育園ではなく学童保育のことである。
仕事のあるお母さんを見送って4人の小学生(3年~1年)を私1人でみるのである。8時に行くとすでにFちゃんは来ていて、朝早担当の指導員とバトンタッチ。
 今日は5時半までなので、O町図書館でビデオを見て、お弁当を食べて、公園で手作り凧を思いきり揚げて、帰りは多々良沼の白鳥を見て帰ろうと計画を立てた。
子どもたちがビデオを見ている間、紙芝居の借り入れ、新着本のチェック、絵本や雑誌に目を通すなどするが 子どもたちに常に気を配らねばならないので、なかなか落ち着いて読書というわけにはいかないが お気に入りのこの図書館で時間をつぶせることはラッキーだ。
 風が少し強かったが、昼食後の凧揚げは、実に楽しかった。ビニールで作った手作り凧で、果たしてよくあがるものかと期待はしていなかったが すばらしくよく、高く青空の中を泳いでくれた。糸巻きが最高に伸びきっても、強い風にも負けず、パタパタはためきながら見事に揚がった。周囲の人も、珍しそうに空を仰いで眺めていたので 誇らしかった。凧揚げをしたのも、息子たちが小さいころだったから本当に久しぶりだった。
 さて、本題だが、帰りに多々良沼で白鳥を見ることにしたが、ロープで仕切られた観察場所で眺め始めると、軽トラがそばで止まり、年配のおじさんが降りてきた。そして、荷台から大きなビニール袋に入ったパンの切れ端を4袋ほど下ろし始めた。見ていた子どもたちが何気に手伝い始め、えさを入れる小屋まで運んでいった。
 すると、「本当はえさの時間じゃないんだけどね・・」と言いながら、なんと子どもたちに餌のパンくずを両手の中にひとつかみづつ入れてくれたのだ。無邪気な
TやKたち3人「わあい。」と歓声を上げながら誰もいない沼のほとりまで下りていき、白鳥たちめがけて、パンを投げ始めた。白鳥やらかもやらが彼らのほうに向かって移動し始め、空からも白鳥が数羽 美しく沼めがけて降り始めた。
 その姿をほかの客たちとほほえましく眺めていると、紳士なおじさんがあわてたように 餌係のおじさんのところにやってきて、「あの石を投げている子どもは何やってるんだ!!」と怒り顔。(愛鳥家なんですね。)かくかくしかじかと説明すると少し恥ずかしそうに納得してその場を離れる。確かに、3人の姿を遠くから見ると、白鳥に向かって石を投げている悪がきに見えるなと一人納得。
 パンのなくなった子どもたちが戻ってきたときの興奮して満足そうな顔はいうまでもない。本当にラッキーだった。軽トラで帰るおじさんに「ありがとう。バイバイ。」と 手を振りながら後を追いかけて走っていく子どもたちの姿は ちょっとした感動の場面だった。
 子どもたちの生活から自然や感動がなくなってきていることを痛感する。その日の凧揚げや白鳥ややさしいおじさんとのふれあいは、子どもたちの心にどんな思い出として残るのだろう。(ちなみに、白鳥の餌の時間は2時半~3時だそうです。

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我が家の正月

2006-01-10 10:43:19 | ゆきこちゃんずログ
 例年のごとく、我が家の大晦日は、掃除・片付けそして、NHK紅白歌合戦をゆったりとコタツで見るために、コタツのセットおよびテレビの和室への引越し作業とあいなる。引越しの際、娘の話だと テレビが台から落ちて2回ほどバウンドしたというから、いよいよ「ヤマダ電機」にでも駆け込んで買い替えか・・と期待したが黙々とねじ回しでいじっていた夫の「映るよ。」の一声でほっと一安心。(まったく長持ちするテレビだ!!)コタツで家族そろってお茶を飲んだり、夜食をつまんだりして、「紅白・・」を見ながらなんだかんだ言いながら夜更かしするのが、我が家の恒例なのだ。
 そして、紅白が終わって、歩いて東方5分程の春昌寺の鐘をつき、新年を迎える。今年も東京から久しぶりに帰った三男も加え、いつものように家族全員そろって年越しができた幸せと「平和」に心から感謝する。
 今年は、おまけがある。年末に久しぶりに会ったロストの元団長O氏婦人から初孫ができたことを聞く。「O氏よ。おまえもか・・」(同じ年なのだ。最近は珍しい話でもないのかもしれないが・・)そして、城沼のほとりの喫茶店で初日の出を見ないかと誘われる。
乗り気の夫に誘われて 凍てつく新年の朝、約束の場所へ向かう。(郷谷公民館
ことばの教室前)あいにく、雲に覆われて初日は見られなかったが、4人の懐かしい顔ぶれに会えた。
 ガラス越しに、凍った水面、寒そうに固まって眠る水鳥を目の前に眺めながら、おいしいコーヒーとサンドイッチを味わった。
 仕事に疲れきって第一線を退いたり、突然の病から職場を離れたりと色々あるが突っ走ってきた生活をふと立ち止まると これまで見えなかったもの、見落としてきたものがあちこちあることに気づくものである。それらが、美しく、まばゆく疲れた心をやさしく癒してくれる。休めるときはゆっくり休もう。
 「板倉方面を走ってから、帰ってお雑煮でも作るわ。」O婦人は、爽やかに微笑んで愛用の自転車で走り去った。
 早起きは素敵な思い出を運んでくれた。私も帰ってから張り切って来客用の料理作りにいそしんだ。今年はどんな1年になるのだろう。

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素敵なあなたとコーヒーと

2006-01-08 23:28:45 | ゆきこちゃんずログ
 1月3日。あなたはいつもの素敵な笑顔で我が家の呼び鈴を押した。
「あけましておめでとう。遅くなってごめんね。」と差し出したオレンジのかわいい袋の中には、年賀状と得意の手作りクッキー。「わざわざ返事を届けに来たの?」「そうよ。郵便やさんの代わりに・・」茶目っ気たっぷりに笑う彼女。「おいしいコーヒーを入れるから、いつでも気軽に寄ってね。」と言って帰っていった。
 年賀状には・・・
   よろこびは 野菜があまくなったこと
   飾る花が育てた花で まかなえるようになったこと
   
   落ち葉や草 太陽 雨 ・・
   自然の恵みをむだにしない やさしい生活を
   まず自分の足元から
   それらをつつむ平和を
   たしかに守る思いを 持ちつつ・・

とあった。病とともに心豊かに生きようとしている彼女。
「これ、私の肌着よ。」と笑いながら 人形劇で使う割り当ての人形を四苦八苦しながら縫っていた彼女。「私なんか、ホームのおばあちゃんからみれば この年で娘さんて呼ばれるのよ。」と打ち込んでいた仕事から離れざるを得なくなって、少し寂しそうに でも 明るく笑って話していた彼女。庭の隅の小さな「おしのみ畑」をこよなく愛している彼女。
 今年も、彼女からおいしいコーヒーの香りとともに素敵なものをもらえるに違いない。そして、私もお返しが出来るように「素敵な何か」を見つけて彼女の元へ届けよう。
(k ユキコ)
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