ばあさん(母である)を訪ねたら「今日蜂に刺された・・」「なんて蜂だろう?」などとのたもう。
「足長バチか?」「いや~足長より大きかった・・」「巣はどこだ?!」
と、案内されるや、何と!スズメバチではないか!
すぐ医者に行け・夕方K高(ご長男)にとってもらえ・・と、話し、出勤前のあわただしさの中、会社に向かった。
さて、写真中・・巣はどこでしょう??見つかるかな~~
数日して、夜、ばあさんが我が家にやってきた・・・
ばあさん「誰も巣を取らない・・・」
俺「K高はどうした!」
ばあさん「あいつは臆病で、そのうち冬になれば蜂は死ぬ・・とか言うばかりだ」
しかし、ハンドボールより少し大きく、バレーボールより小さなリッパな巣であった。
おおよそ、ばあさんは、災難とか、困りごとのときのみ、俺のところにやってくる。
仕方ないので、明日の夕方(蜂は夕方のほうが皆集まり、一網打尽にしやすい)何とかすると約束した・・・
我が家にも数年前「巣」が出来た。
1度目は、裏の物置の本箱を代用した棚の下。そこまで、障害物は無く、巣も全体が見えたので、5mほどのホースを巣に忍ばせ、強烈なガスの農薬を噴射し・蜂を追い払ってから、巣を取った。(ガスで足長ならその場で死ぬが、スズメは死なず逃げた・・・)
2度目は、植木の3mほど上で、しかも、木の芯部分。葉の茂みで外からは確認できず、業者を頼んだ・・ん万円の散財だった・・・
場所は、実家敷地に入る通路・つつじの根元・すぐ東は市道で、巣から2m弱の市道は、ご近所の皆様が、散歩などで良く歩いている。
農薬か・・巣ごと焼くか・・考えたが、簡便は焼くなので、焼くを選択。
だぶだぶのズボン・クソ暑いのにジャンパー・皮手袋・網アミ帽子が無いので、麦藁帽子にタマネギネットだ!!!
戦闘前の一服・・・
4mほどの古びた「物干し竿」にタオルを巻き、針金で固定・石油をかけてファイヤー!
すかさず、巣の真下に火を差込・・・逃げただよ。
写真・カメラマンは坊主であったが、怖がって、20mは離れて撮影だんべ!
意気地なしであった・・・
5分は燃やして、消火!
大半の蜂は逃げたが、焼死も数匹。
女王は焼け死んだに違いないので、翌日には、蜂は居なくなっているであろう・・
と、現場を後にし、「明日の朝には、蜂は居なくなっているから」と告げ、おさらばした。
翌朝・・思った通りに、蜂は居なかった。
巣の残骸が哀れであった・・・・
まったくよ~ここだけの話しだが・・長男は役立たずなのだっ!!!!