ふと、八重山にしばらく行ってないなぁ・・・などと、古い写真を納めたCD-Rなど眺めた。
景色が良くて・暖かくて・会う人たちは素朴で優しい人たちだったから、通い始めた島だったが・・・
あの戦争などの痕跡などに巡り合う都度に、深く深く、あの島にとらわれてしまったようだ・・・
あの島から眺めると、僕の生きている本土、そして日本という国がわかる。いやらしさが、わかるのだ。
そんなことなのだが、あの美しい海や、風物など、眺めてみた。見ながら、癒されてゆく自分を感じた。
このシリーズ・・・続く(いや?続かないか)
石垣島
直行便も出ているが、前日那覇の島酒におぼれつつ、翌朝の1番の便で40分強のフライトで石垣島。
於茂登岳(おもとだけ)・・沖縄で一番高い山はここにある。写真は、まだ、出来ていない「石垣新空港」付近から。525.5mの標高だ。
海を見るなら「川平湾」と観光では宣伝されている。グラスボートなどが売り。確かに美しいのだ。グラスボートに乗ると、海底の見どころの場所をいくつか回る。大きなシャコガイが見れる場所は良かったが、あのシャコガイまだあそこにいるのかな?
北部に位置する「野底石崎」の展望台からの東シナ海。
石垣港の離島桟橋近くに「マルハ鮮魚」という店があって、水揚げされた魚を、刺身やてんぷらなどに加工しパックに詰めて売っている。
ひっきりなしに地元の人が買いにくるが、生ビールも売っていて、店先のテーブルで、パックの刺身や揚がったばかりのてんぷらなど食べながら、ビールは石垣旅の定番だった。もちろん、わさびや醤油も置いてあるよ。今も健在らしい。
写真は見たことない魚をさばいているので、なにさこれ?と聞いたら「赤マンボウ」とのことであった。
カメラを向けたら、ばっちり、ポーズをとってくれたおじいだ。
石垣の有名な市場。おばぁが元気だ。
今は、再開発されて、ビルの中に入ってしまって、こうなると面白くないなぁ・・・・
西表島
シマクトゥバ(沖縄方言・そまことば)で方角は太陽が昇るので東は・・あがり。西は太陽が地平線に入るので・・いり。
西表はいりおもてだ。
有名どころで西表・竹富島・波照間島・小浜島も皆、石垣島から船で渡るのが一般的だ。
波照間以外は30・40分圏内で外洋に出ないので、波は穏やかで、あまり船酔いの心配はない。
後述するが、波照間は、大変だ。
石垣から35分ぐらい。
島の西岸?南風見田の浜。この時、結構海に人がいた。が・・・よく見ると泳いでいるのは俺たちだけで、皆、特長など履いて、海に立っているではないか?
近づくと、島の人たちが「天然のモズク」を取っているのだった。俺たちは採り方など教わり、丁寧にもその後の保存や調理法まで教えてくれた。
俺たちは大量のモズクを採り、島の売店で塩を買い塩蔵し、持ってきて食べたのだった。その旨い事・・・・
観光客で、南風見田の浜でモズク採り・・・少ないべな。
西表や石垣は沖縄のコメ作りが盛んな場所だ。
大震災・東北のコメを沖縄が守る
大震災では宮城のコメは危機を迎える・・・種もみまで流されてしまったのだ・・・
県の試験場の知恵と沖縄が救う!
残った種もみで沖縄で栽培してもらう。沖縄は1年に2度作付け出来るのだ。
これを受けて、沖縄で栽培、こうして増やした種もみが宮城のコメ(作付け品種)を守ったのだった。
西表は水の豊かな離島だ。そんな中でも西表島西部エリアの「ヒナイ川」上流にある「ピナイサーラの滝」は、沖縄No1の落差約54mの滝。
近くまでカヌーで行ったが、眺めるだけで、俺たちはもう1つの「マリュウドの滝」に原生林を分け入って(ガイド付き)行ったのだった。
写真・ピナイサーラの滝。
汽水域には有名なマングローブが続く。マングローブは総称で、オヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギなどある。
写真はヤエヤマヒルギ・・・・ガイド氏に教わらないと識別できないぜ。
このマングローブの湿地帯には、大ウナギ・大シジミ・ヤシガニなどがいるのだが、1度は探したいわたし!
竹富島
竹富島と言えば、この赤瓦の風景だろう。
毎日村の人たちが、家々の間を縫う珊瑚の砂が敷き詰められた道路を掃き清める。島は見事に景観が守られている。
最近、この景観を守るため、島に渡る観光客から数百円の税を取るようになった、いいことだと思う。
貸自転車を借りた。鍵が壊れていた・・「鍵が?」と言ったら、店主「盗んでも島から持ってゆけないから大丈夫」
妙に納得した。
竹富の海は、それはそれは美しい・・・・このビーチから海の側をずっと周回し島を回れる道路がある。ゆっくり走って島1周1時間半だ、
その周回道路のワキ・・あの「安里屋ユンタ」の主人公「クマヤ」の墓がある。
波照間島
高速船で石垣島から1時間強だが、海は荒れる。欠航も多い。俺が行った時には、飛行機も飛んでいたが、その半年後に廃止になって今に至る。
船酔いしないために必死だった。あと10分乗っていたら、アウトだったに違いない。船も小さいんだよ!漁船か?
これを見たら、着いた!!と、ホッとした。
波照間の海はとにかく美しい・・・沖縄のどこの海よりも美しい。
日本の有人島最南端の島と海だ。
1時間ばかし、寝た・・・気持ちいいったらなかったな。
島はあちこちにヤギ(ヒージャー)が飼われている。雑草を食べてくれるので重宝だが、祝いの席では、お肉になって貢献する。
野良になってしまったヤギも居ます。
何かの大きなイベントで、特等賞は「ヤギ」!!!まじな話です。
翌朝は大荒れ!!!船欠航!!!
ブリテン・ノーマン アイランダー・・・BN-2だ。乗員含め10人乗り。こちらで帰った。
ちなみに手荷物検査以外に、体重の測定がある。運転席と助手席・・・・
その後ろが客席なのだが、体重の重い順に前・・・この当時、当然僕は最前列!!絶好の眺めを堪能した。
今、飛行機の復活が検討され、復活するようである。そうすると波照間は近くなるなぁ・・・30分弱の空の旅。復活したら、また行く!
座間味
座間味ではライフジャケットを着てよく泳いだ(浮いた?)。
島から無人島への渡し船があって、渡してもらうと午後の打ち合わせ時間に迎えに来てくれる。
弁当・ビールを買って、海に浮いては、海を眺め・・・陸に上がってビール・食い物のリフレインだった。
驚くほど魚が泳いでいて、まったく人間を恐れない。
ソーセージを細かく切ったやつなど手のひらに乗せると、たくさん寄ってくるぜ!
北部。今帰仁村の観光の目玉といえば「今帰仁城址」!寒緋桜の時期は最高だ。
城への入り口で、おじいの「サトウキビジュース」の店がある。目の前で絞って出してくれるが美味いったらうまい。
ただし、女性だと絞ってくれるが、男だと、作り置き。
わしゃ、搾りたてなら購入すると交渉して、当然しぼりたてを飲む。
本島も中部を過ぎ北へ向かうと「ビーチ」は美しくなる。
写真は恩納村の観光名所「万座毛」・・・写真の像の鼻は有名。
毛とは、ウチナグチで「広場・原っぱ」の意味。万人が座せるような大きな広い場所という意味だ。
辺野古
辺野古に行き始めた10年前くらいの、テント小屋の前に広がる海。たくさんの支援者やその団体が、米軍基地と基地外の海を分けていた、鉄条網
(300mはあったか?)にこうして旗を括り付けていた、、そしてそれは、誇らしくなびいていた。今は、撤去されてない。
綺麗な海だぜ!
おまけ画像
飛行機は左座席取ると、富士山が見える。羽田へ着陸態勢入るちょいと前だ。
アナウンスで「この飛行機はあと**分で着陸態勢にります。」とトイレに行くなら今だよのサインあったら、そこらが富士山チャンス。
また、島・・・・行きたいなぁ・・・・