知る人ぞ知る、「あかんべ山ペンダント」である。半券代わりに毎年お客さんの首を飾っている。これがあれば出入り自由である。第10回のコンサートで石垣りんさんに「ただの木切れをこんな素敵な物にする」「その労働といったものがお金に換算されない」「そんなことが今の世の中にどれくらいあるだろうか?と感激した」とペンダントを掲げながら、コンサートを褒めていただいた記憶が鮮明である。製作過程をドキュメントしておく。
1・当然枝を集め、程よい大きさに切ることから始める。今年は折りに触れ集めておいた枝が「カミキリムシ」にすべてやられていて、急遽河原に切り捨てられていた柳の調達を正月に行った。(息子の手伝いには駄賃がかかった・委員会は請求したら払ってくれるだろうか?)
この大きい方がS氏を受け継いだはずだが、時々さぼる。切った物のキックバックで顔面に飛んでくるのが怖い。
次は穴あけである。委員長自らのご登壇。
次は焼印押しである。あかんべ山のロゴはOさん(まだMさんだった頃)の作成。焼きごてはストーブで暖める。この仕事はストーブを抱えられるので、寒風の中外仕事組みと違って極楽状態だ。今年はささくれが行った。カット断面は結構凹凸があって(ささくれもある)均一に焼くのは芸がいる。写真はすでに「あ」が上手にでていない。NG!
次は2006の朱印(こちらもOさんが消しゴムで作成)押し、そして紐を通して完成である。
この時期の作業は結構厳しい。900くらいは作った気がする。そうすると2009までOKだ。もらった後の便利なペンダント使用例は電気の紐の延長用である。
作業は「一の蔵・樽だし原酒」とRさん特製「ピザ餅」DR特製「干し柿」が元気の元だった。