か・・・・帰ったぜ!
寒いぜ!
んだが、花粉症は、かなり改善したぜ!桜が咲けば、スギ花粉は収まる・・・やはし・・3月末は南の島で、花粉症治癒だわなと・・確信。
学びも多かったが、旅日記は、後日ゆっくり写真整理などして、アップ。
このコンサートの記事は、僕にとって大事な記録なのだ・・・
と、記事が続く・・・
沢山弦があるものだから、チューニングは時間がかかる・・・一心不乱に音を合わせていると、音以外は何も考えない無心な時間がやってきて、やり終えると妙に心地よかったりする。
本番の当日、チューニングして、準備に向かった。不安や緊張・・わくわくする気持ちと、ごちゃまぜであった。
そして、この2日前に亡くなった音楽仲間への無念さが、こびりついたままだった。
音響を整え、椅子を並べ、会場が出来上がってゆく・・・・久々に、主催のコンサートだった。
並んだマイクの前に、今日のまだ奏者は立っていないのに、・・・そこに、居てもおかしくない人たちが、立ってるような妙な感覚がふつふつとわきあがる。
1年余りで、音楽を仲立ちに、僕を豊かにしてくれた人たちが、春を待たずに、いっちまったさ・・・
笠木透・木本志行・志賀正典・・・・・皆、ここに居ない違和感で悲しくなった。
人は、ため息の溜まっている場所を体に中に持っているに違いない。そこは、悲しみが同居していて、溜まったため息を使い果たすと、悲しみが膨れ上がって、また、ため息を溜め込む。
早すぎだよ、志賀さんよう・・・この日、寝袋持ってコンサートにやってきて、打ち上げで呑みまくる約束だったじゃないか!
そんなため息が、準備の僕をつつんだ。
手際の良いネーネたちが(おばぁ・・は居たか?)受付や物品販売の店を整えていた。
ちょいと、僕の手違いで、準備・リハーサルと、開場寸前までのバタバタであった・・・
やがて、1部の前座・・・我が館林ロストシティーランブラーズで華々しくコンサートは始まったのだった。
楽器陣・・そして、歌うたいベーベーな!
今日こそ、歌いたい歌をしっかり響かせた気がする。
僕の指は、滑らかな舌ほどには動かず、時々弾くべき弦をスカするのだが、ほかの面々は上出来。
ベーベー達は、本番に強いなぁ・・と、思った次第。
何十年もロストに寄り添ってくれているPAのS氏の、ミックスする音は、安心で、良いところをえりすぐって、スピーカーから流してくれているのだった。
2部の前座は、豪華にも、ウッドランド・リンギングだ。
PPMスタイルの、相変わらず洗練された音楽だった。新曲まじえて3曲。
打ち上げでは、「歌を間違えた」とか「アンサンブルの出来が良くなかった」などと、落ち込んでいたが、聴いているほうは、まったく、そんな印象は無い。技量の高い者たちは、理想も高いのか?
この地に大事なグループなのだ。もっとたくさんの機会に、歌うべき使命を持った人たちだと、僕は思っている。
さて、雑花塾がやってきた。とうとうやってきた!
1部2部と、メインステージであった。
「笠木さん亡き後、どうなるのだろう?」
「雑花塾だけのステージって、想像がつかない!」
が、多くの人たちの心の中だったんじゃないかな?
笠木透の圧倒的存在感・歌とうたの合間をつなぎ、歌に命を吹き込むような(その気にさせる?)語りのすごさ・・・
笠木透と言う男は、たとえゲストであっても、そのコンサートの「一番おいしい部分」をさらってしまう、そんな男だった。
雑花塾で・・どうなる?
は、杞憂であった。
笠木さんは、作詞の人だ。それを楽曲で支えてきたのは(あるいは集団的もみあいで)、この雑花塾の面々だ。
そしてまた、彼らは、自らのグループ(や、ユニット)をもち、生活の場、地元で、地に足をつけて、音楽を発信し続けているフォークシンガーたちであったのだ。
個性・スタイル・・・どれも、老獪な百戦錬磨の持ち味だわさ。
彼らは、これからも、自ら言葉を編み・♪をあやつり、創作してゆくのだろう。
だが、これからはもう1つ・・・笠木さんとともに作った「たくさんの歌」を広めてゆく使命を持ってしまったように思う。
彼の歌は、彼が発していた通り、「テレビやラジオから流れることはない」だろう。
それなのに、全国に広まったのは、発信することを止めなかった笠木透がいて、それを「これは僕らの歌だ~」と、抱きしめ、地方のアマチュアが、著作権も払わず、手渡しのように市井の人々に歌い続けたからだ。
ひとから人へ・・・その震源に、彼ら雑花塾は幸か不幸か居ることは間違いないのだ。まず、彼らが発信しなければ、埋もれてしまう「笠木透の歌」がたくさん生まれるに違いない。創作しつつ、今まで生んでしまった歌は、発信しなければならない・・・んじゃないかい?
まだまだ、うかつに死ねないわけさ~~~
久々に、夜遅くまでのコンサートだった・・・打ち上げが始まったのは10時半は過ぎてだ。
美味い酒だったねぇ・・・
打ち上げの酒が美味いときは、そのコンサートは充実してたってことさ。
よくまあ・・こんな遠くまで演奏に来てくれたぜ!
な!
今日も乾杯!