やっと、蔵王の季節がやってきた。
もう、じっとしてはいられません。です。
初蔵王は毎年この4月第3週末である。で、「ささくれ」と一緒が定番である。
が、が、ひ弱っ子「ささくれ」は何と!「怪我」してしまって、今回不参加なのだ。「運転の交代要員」がいないのはチトさびしいが、その分「お気楽」「かって気まま」ではある。
金曜日・会社から帰って、周到に用意した支度を積み込んで、高速に向かったんだ!
写真は・途中「安達太良PA」である。夕飯を食べたのだ。
宿はいつもの「元気荘」である。
半年振りの挨拶をすませ、まずは、「露天風呂」でしょ。
そして、持ち込んだ「焼酎」でまったりを決め込んだのだ。
「明日どこに入ろうかな?」
「水の状態はどうかな?」
このインターバルがまた、いいのだ。
装備の点検・これは左のポシェットに入れて持ってゆく、ブツ、である。
1時間で何か1つ、口に入れるのだ。で、元気が出るのだ。
このポシェット・ベルトに装着である。
コンニャクゼリー・ミニソーセージ・あんこ玉、が良かった。
「写真・携帯で撮った」少しうまくなった。
朝は4:40に起床。すぐ「露天」で眠気を覚ます。
初日は「素泊まり」だったので、5:20宿を出て(職員は起きてないので、勝手に出てゆく)街を下って、コンビにに「おにぎり」を買いに行く。
6時には入渓した。
入渓後、すぐ3つ来た。
ところが、これからがいけない。なんと、12時まで6時間で3匹追加したのみなのである。誰かの呪いか?
正直参った!
「これも携帯」
一面の「カタクリ」が唯一の救いである。斜面のあちらこちらが、「カタクリ畑」状態だった。
「これも携帯」
釣れない6時間は「学び」の時間である。
渇水・冷水の状態で、どこに「魚」がいて、どうすれば「えさ」を食べるか?
落ち込みの・大きな岩に下で、じっと動かず、口元に流れた「えさ」のみ、食べる。
そんなことが、やっと掴め、「釣り」になり始める。すでに午後、残す時間は3時間である。狙いを定め、しつこく何度も、信じたポイントに餌を流す。
ポツポツ・やがて、確実に釣れ始める。1時から2時はほぼすべてのポイントで、あげた。
「これも携帯」
3時・終了である。27匹。なんとか「蔵王」になってきた。
明日へ、余力を残して、山を下った。
この道、なんとなく「道」なのだ。多分、その昔「山仕事」で開いた道だと思う。
今は、僕らしか、通らない。
3時半には宿に戻って、露天&ビールだ!
疲れが、す~~っと、抜けてゆく。
やがて、山登りのZERO氏が合流。元気荘の食事は早い。6時である。
季節のもの・新鮮な魚介が並ぶ、夕食・朝昼のおにぎりで、8000円しないのだ。
今回(と言うか、毎回付くが)「ホヤ」が旨そうだったので、食べてみた。
こちら、宮城・仙台など名物らしい・・・
これがさ、結構いけるのだ!ちょっと驚き。新鮮なのかも?
食後・風呂&明日の装備点検など行って、だらだら飲む。
ZERO氏はハードな行程だったらしく、すぐ、布団にもぐっていた。
ZERO氏のいびきなどBGMに、本日の釣りを思い出したり、明日はAに行こうか、Bにしようか?と2時間、一人で「酒」と共に、まったり・・と時間を過ごした。
翌日4:20起床・すぐ「露天」・その後用意してもらった「おにぎり」など持って、部屋をたたんだ。
山は「ガス」が取り巻いていた。
本日は、さらに高い山を目指した。
残雪が残り、崖が時々崩れる斜面には、食べごろの「ふきのとう」が沢山生えていた。(帰りにもらったよ)
6時入渓。入渓点付近の「落ち込み」。写真右下、苔むした岩、あの下に「絶対」いるのだ!
昨日の「学習」が生きている。ほぼ完璧に釣れる。
沢は源流部・先があまりない。それと、ここ、一昨年「熊」の痕跡があって、そこから先は、精神的に行けない。
ここまで、3時間半、しかしすでに「14匹」である。型も良い。
「最大・28センチの岩魚」
そのご、沢を変え、11時までで、合計20の釣果で納竿した。
時間があったので、息子のご命令の「つくし」を採った。
他の山菜もあたったが、やはり蔵王の山菜も遅れている。まだ蕾だ。
蔵王の恵み。ふきのとう・こごみ・つくし。
写真の購買品は「あまどころ」・ZEROさんが山形で買ってきてくれたのだ。
家族へのお土産も忘れない僕であった。
エライ!
柏屋の饅頭・温泉卵。
ちょっとさ、連れが居ないのは、どうかな?と思ったが、これも又良し!
疲れたら、寝て、食べたくなったら食べて、この気ままさ、はまるかも?
さて、次回は・・・もうすぐにも行きたい!ユ・キ・タ・イ!