3度にわたる、山菜生け捕りツアーの記録である。
自営業(ケーキ屋さん)で、火曜・水曜しか休めないお方、遠く八王子からのお方。9日の記録である。
ケーキ屋さんは、2年ほどキノコを教えているが、山菜も・・と、初参加である。
ちょいと、骨折というアクシデント中だが、頑張った。
モミジガサ最盛期・・・こごみは終わりだった。
しっかり採ったねぇ・・・
ウドは発生初旬だが、皆霜にやられて、見事に残念だった。
わさび沢は健在だった。ここは25年ぐらい前に、俺が釣りしながら見つけた場所。
その頃は5株ぐらいで、とても採れる個体数ではなかったが、年々増え続け、今は採ってもそれとわからないほどだ。
おそらく100株はあるな。
下流にも根付いたわさびが増え始めている。
乱獲で、めっきり減った「自生サクラソウ」。まさに、♪ 花は野におけ ♪ である。
13日はこの面々・・・よく見ると3人。野郎1人とベーベー2人。
常連客。
しかしまぁ・・どんだけモミジガサ!数年前からイバラが増えて入山を拒む斜面に、俺は調査でひっかき傷覚悟で入った。
相変わらずモミジガサ天国だったが・・・2本ある沢筋の1本しか入れなかった。自然の変化には、人間の力は微々たるものだな。
他の客は、採りやすい群生地を案内した・・・みな、仰山採っていたが、10本生えてたら5本は残せの、教えは守っていた。
めっきり乱獲で少なくなった「九輪草」がここは毎年花咲かすから素敵。少し増えてきたかも?うれしい。
数キロ離れた場所にこの「山シャクヤク」の群生地があるが、ここで見かけるとは嬉しい。たぶん、あったのだろうが、花咲いてない時なので気づかなかったのかも?
俺の「わさび沢」を荒らす奴ら!
モミジガサ・ウド・ハリギリ・コシアブラ・山三つ葉。
山菜はてんぷらだな・・・まずは・・・
わし、少し、山菜は飽きてきた。
が・・・5月いっぱいで、食えなくなるだよ・・・・
さて、最後のお山・・春編。2人の予定だったが1人医者に行かなければならないらしく・・・弟子と2人だった。
曇りだったが、雨の心配のない曇りは、汗もかかず快適でさえある。浅間山は雲の中だった。
最後は、メインがウドになる。このフィールドウドだらけなんだが、開けた場所は激減していた。さっするに、食害。
昨年と打って変わって、おびただしい数のクマと鹿のフンだらけだった。
数頭って感じではないな・・・近年山を削って、太陽光が乱立。餌に困る動物たちが、里に下りてくる。食い荒らす。
そんな状況で、ハンターは激減。しかもここら(俺のお山のフィールド)では、狩猟許可で1年に捕獲できるクマの頭数は4頭ってんだから・・・
俺が健康で闊歩できる間は残っていて欲しいのだ。
この時期はウドと共に「ハンゴンソウ」が旬。
標高1300なので、まだ、一番芽のタラ。
ハリギリもまだとれた。
そして、アミガサタケ!今年は都合2個だけだった。
今日ではないかな・・・クマの糞。なん十か所もあったぜ!
ま・・・1時間ほどの収穫。
この晩の食べる分。息子夫婦&孫が来ていたので、いつもの4倍ものてんぷらが、あっという間に無くなった。
羨ましいほどの、食欲・食いっぷり!
こうして、2023の春のお山は終わったのだった。
27日の濃厚接触・・女房・足つぼベーベー(最強ちゃん)。