現地到着のロスト!
里山にあった廃校の小学校・・・・周りのまったく里山のロケーションは、ここに住みたいと思うほどのロケ。
大きな公民館のような活用のされ方で、地域のアクティブな活動の拠点として再出発した小学校はフィールドフォークにふさわしいと思える。
ここで、音楽を演奏するのは2度目・・3度目?
昔の学校の音楽室には、パーマをかけたえらい西洋の音楽家たちの写真など飾ってあったが、今も色あせながら残っている音楽室が会場だ。
ロストもたっぷりリハーサルをさせてもらって、その後ゆったりと出演者のリハーサルが続く・・・・
美味しいカレー・煮卵・サラダなど食べさせてもらって、幸せな午前中は終わったのだった。
2時開演!
主催のせいごうさん、そして久保田君のステージ。
いつもいつも、ファーマーズなので、こうした2人ってのは、とても新鮮だった。
安心のステージ・つかみの演奏だった。
1曲ロストのますえがベースで参加。はずかしくて、やだやだと、せいごうさんに頼まれて逃げ回っていたが、つかまって、リハではメロメロだったが、本番では上手だった。
木野内君もいつも雑魚塾なので、ソロは初めて聴いた。
もともと実力があり、ソロはお手の物だろうと思っていたが、さすがであった。
久保田君のソロも初めて聴いただよ!!!!
楽器も上手だし、ボーカルも上手。
僕は自分の声には、ものすご劣等感があって、それでもいいや・・・・これで生きて来たんだからと、人前で歌うようになったのは60を過ぎてから、60過ぎてからの覚悟だった。
こうした、いつもと違う1人1人を聴くことができたのは、「ゆるく、ながく、毎月続けよう」という、このコンサートの為せる業だったのかもしれない。
持ち時間1時間・・・・・こんなに長いステージは38年で3度目かもしれない・・・・
ずっとせいごうさんがこのコンサートを毎月続けていることは知っていた。
それがまぁ・・・年末に声がかかって(ついにネタが尽きたか・・)これは出る以外にないと思ったのだった。
メンバーに都合を確認したが、結構二つ返事で、皆光栄とおもったようである。
見慣れぬバンジヨー弾きは、誰あろう木野内君である。彼の根っこにある音は、実はロストと共通点がある。彼もカーターファミリーの音を持っている。
なので、数曲ジョイントを事前に頼んで、楽譜を送り付けておいたのだ。
いい感じだったなぁ・・・・
笠木透氏がつなげた僕らだが、こうした、セッションでの交流もいいのになぁ・・と、僕は思っていて、このコンサートでの実現はいいんじゃないかなぁと、思った。
自分のグループの自己主張の仕合だけでない、混ざり合いも一緒のステージに立つ醍醐味かな?
そうしたことが許される、ハナナマンスリーはいいねぇ・・・
そのロスト・・・・メインに据えてもらって、たくさん歌い・たくさん語った。
ヘタなアマチュアである。ステージで感動させるなんてことは、ありえないのだが、どういう立場で歌を歌い、どんな音楽で自分たちの社会への思いを伝えるか・・・
そんなことは、すこし出来たように思う。
楽しい、あっという間の時間だった。主催者が手作りで作る温かく豊かなコンサート、その2年目の出発に、こんさーとの評判を下げるような事態にならず(多分)ホッとしている。
ばらしも終わって、主催者・出演者で感想戦。
いい仲間たちと、余韻を楽しんだ。
主催のせいごうさんには、感謝!!!!
帰りの車の中・・・・メンバーの皆も、ちょっと上気して、「出演出来て良かった」と思いを語っていた。
記念写真。
1・クローバーの花を摘んで
2・あなたを恋しています
3・花の香りに
*ゆっこによる獏さんの詩「妹におくる手紙」朗読。
4・生活の柄
5・モクレンの花
6・小さな村
7・特攻花
8・歌をうたってる
*会場に持って行ったCD・・・完売だった。嬉しい限り!これで、在庫が無くなった・・・増版するかなぁ・・・