
'07.7.12(Thu)~7.22(Sun)
Yutaka Shiina Special Trio
Yutaka Shiina 椎名 豊(p)
Rodney Whitaker ロドニ-・ウィテカ-(b)
Gregory Hutchinson グレゴリー・ハッチンソン(ds)
今でこそ「メジャー・この世界でだが」な、椎名 豊氏は上記メンバーを連れて、集中ツアーを行ったようである。
で、このツアーの1つが、我がT市で行われたのだ。
関係者に僕の友人がいて、出かけたのだ。
実は、行われた会場(小屋)が僕は好きではなく、「どうしようかな~」と思っていたのだが、聴きたかったのと、友人の強い誘いで、行ってきたのだ!

「挨拶後、1曲目を弾き出す椎名氏」
出始めの頃の椎名氏・実は「なんか、ノッペリした音」と僕は思っていた。
ところが、2000年の作品「 Happy To Swing 」を聴いて、印象がかなり変わったのだ。
椎名豊(p)~中村健吾(b)~広瀬潤次(ds)のトリオを基本に、ゲストとして岡崎好朗(tp=4,6,8)、片岡雄三(tb)、山田穣(as)、川嶋哲郎(ts)、池田篤(as,ss=6,8)といった、メンバーであるが、その椎名氏のピアノは明らかに、表情が豊かで、トーンも、カラフルになっていた。
ライブを聴きたくなる音であった。

このベース氏は太い音で、ラインの流れがすばらしかった。

う~~ム!この太鼓叩き氏は、本日ノリはいまいちであったぞ。
始まって3・4曲、どうもバスドラが動いてしまい、はては、ハイハットの位置も動いてしまい、それが気になってしまうらしい・・・・
リハで、動かないようにしておけよ~~

椎名氏はそのテクニシャンぶりを遺憾なく発揮であった。
ピアノの表情がホント、良かったわ。
さて、バンドのノリにちょっと活を!ってわけではあるまいが、数曲後次は「Strike Up The Band 」です。
となった。この演奏以降、バンドにもやっと熱が入り、ライブを堪能とあいなった。

小屋のことも忘れて、しばし、JAZZライブに浸かって、いい気持ちの2時間があっという間に過ぎたのである。
友人が椎名さんを呼んできてくれて、話しをすることが出来た。
僕は、「O・D・Tライブ」の話しなどした。
椎名氏にとって、太鼓叩き氏はお世話になった、先輩らしかった。
「原田さんによろしく伝えてください」とのご伝言であった。
イマジネーション豊かに、やりたいことが沢山あると見えた。
ますます、活躍するであろうと思う。アメリカに行っての、新譜録音も計画中らしい。楽しみである。
また、機会があれば、出かけて、ライブを楽しみたいと思った。
しかし、6000円・気軽に家族皆で、出かけられる金額では無い。
しかたない、としても、残念である。
PS・まあ、JAZZのライブ・JAZZ好きが集まる?
ってんで、会場の「知り合い」に「O・D・T」のビラなど渡して、営業にいそしんだ事は、言うまでも無い。