過去の栄光

私が働いている会社に

過去の栄光を引きずっている人がいる。

その人は大手建設業の部長までやって定年退職し

職安の募集に応募して入社した。


行政書士と損保特級の資格を持ってるらしく

その関連の仕事を得意としている。


大手の元部長だけあって流石に頭は良い。

しかし態度と性格が悪い。

社長には折れそうなほど頭を下げ

他の人達には高圧的な態度をする。


派閥を作りたいのか

しきりに仲間を増やそうとするが

バカなオバチャンが1名いるだけ。


頼んでもないのに首を突っ込んできて

話しがややこしくなったら逃げ出す。


口では「俺は最近入社した平社員やから」と言うが

態度は部長さま気取りでいる。


一般論だが一般の企業は部長の次は取締役である事が多い。

取締役兼部長ってのもある。

部長をやって定年退職って事は

取締役になれなかった事を意味している。


ましてや関連会社や子会社の出向もなく

職安の求人に応募すると言う事は

以前の会社でも嫌われてたんやと思う。


むかし誰かが言ってたが

会社で出世していくと周囲からの扱いが変わり

ちやほやしてくれたり優遇されたりするが

それは肩書きに対する優遇なので

決して勘違いしてはならない、と。


肩書きに見合う仕事が出来たとしても

人間性に重大な欠陥があれば

誰からも相手にされなくなる。

きっと彼は友達と呼べる人はおらんのやろうな。