輸入再開

政府は某国産食肉の輸入再開を12日に正式決定する方針を固めた。

決定後に現地に専門家を派遣して査察をし、日本向けに輸出を再開する。

某国産食肉の輸入解禁は03年12月以来、2年ぶり。

クリスマス前後には、小売店や外食産業の一部を通じて

日本の消費者に米国産牛肉が届くようになる見通しだ。


内閣府の食品安全委員会は8日、

BSEや鳥インフルエンザ等で輸入が止まっている

某国産食肉の安全性について

「日本の食肉とのリスクの差が非常に小さい」と答申する見込み。

「生後20カ月以下」に限り危険部位を除去するなどの

条件を守れば、検査なしで輸入することを認める。


政府は9日に与党に答申内容を説明。

その日のうちに、輸入食肉に添付される

動物検疫と食品衛生についての証明書の内容など

輸入手続きに必要な細かな条件を某国に提示する。


一方で食品安全委員会は何の肉を解禁し

これまで何の肉を規制していたかについての

質問に関しては言及を避けた。