isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

パンドラの箱

2005年12月27日 13時15分39秒 | 主義・思想
本当なら元日から始める事なのだろうが

早くも近所の量販店で福袋の展示が始まった。


婦人物だったが、福袋の中には「こんなのが入ってますよ」と

知らせる為にマネキンまで置いてあった。

その隣には子供服が同じようにマネキンに着せて展示していた。


以前は福袋と言えば、中に何が入ってるの分からないが

悪い物は入ってないから福袋と呼んでいたのが

今では中身が分からないと買って貰えない時代になった。

もはや福袋と言うより紙袋に商品が入ってるにしか思えない。

ある種の抱き合わせ販売にも思えるが

公取委が何も言わないのが不思議でならない。


よく似た光景をスーパーでも見掛ける事はある。

遅い時間に買物に行くと、菓子パンが

袋に詰められて4コで300円とかで売っている。

それに似ている気もする。


福袋の中を事前に公表するようになったのには

消費者のマナーの悪さにも一因はあると思う。

特にオバチャンに多い事だが、福袋を破って

中を確認してから買う人が何人かいる。

自分がしなくても他の誰かが中を開けると自分も開け始める。

結局、用意した福袋全てが破られて見るも無惨な姿になっている。

それを予防する為に事前に公開するようになったと思う。


開ける時の楽しみを、消費者自身が奪ってしまった

とても悲しい真実の話しである。