世相の一文字

今年一年の世相を表す漢字が京都の水清寺で発表されました。

午前11時、広場に集まった約2,500人の観光客の前で

住職の羽田孜一さんに用意された特大の和紙に

力の限り揮毫しました。



それによると今年の世相を表す漢字は

草冠の漢字と思われるものの昨年同様

一体何を書いているのか分かりませんでした。



第2位の漢字を書く頃に住職がトランス状態に入り

特大の和紙に次々と文字らしき物を描いたり

観光客らに向かってガソリンを使って火を噴き始めたので

待機していた医師らが麻酔銃を打って混乱は沈静化しました。



今回の騒動を主催の全日本漢字能力検定協会は

「住職の凶暴化は想定の範囲内。それよりも

住職が何を書き残したのかを解析するのが我々の使命。

我々は新しい文字の誕生の瞬間に立ち会うのだ」と言い残し

黒コゲになった職員と共に救急車で運ばれて行きました。