慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

ついに解禁された大物アーティスト

2019年12月21日 17時36分00秒 | 音楽
サザンオールスターズがついに!楽曲のネット配信を解禁したそうで。
(とうとうボクも始めた〝サブスク“ってやつですね)

しかしこれまで頑なに配信していなかったのに、なぜ今になって?という気もします。
詳細はわかりませんが、時代には逆らえないって事でしょうか。

逆にまだ配信されてないアーティストっているのかな?
最近配信をスタートした嵐を除く、ジャニーズは別として。

しかしリスナーにとっては良い時代になりましたね!
月わずか千円程度で、聴きたい音楽のほとんど?が聴けちゃう訳ですから。

ただアーティストの古くからのファンにとっては、ちょっと複雑かも。
今まで一生懸命お金もかけて集めたCDはなんだったんだ?って感じもします。

ボクとしては、時代の恩恵にずっぽり預かりたい!と思います。
サザンのアルバムを最初から聴き直してみようかな。

Shin

アマチュアのような臨場感

2019年11月26日 17時30分00秒 | 音楽
音楽の話題が続きます。
といっても、新しいものではないんですが。

先日WOWWOWで甲斐バンドの特集をやっていて、いくつか録画をしたんですが、観た事がなかったライブドキュメンタリー映画がありまして。

〝照和 My Little Town“という作品で、2010年に行われた、博多にある伝説のライブハウス〝照和“でのライブをドキュメンタリーにしたもの。

この〝照和“っていうのが、そうそうたるアーティストを生んだ場所なんです。

アマチュア時代のチューリップや海援隊、甲斐バンドに井上陽水、他にもシーナ&ロケッツやルースターズなどの〝めんたいビート“と呼ばれた面々が出演していました。

とにかく照和で人気が出ればプロデビューができる!といった場所で、規模は本当に小さいんですが、その分アマチュアの時のような臨場感が、映像からも味わえます。

選曲も良かった!

よくあるヒット曲のメドレーではなく、初期のアルバムに収められている〝黒い夏“や〝東京の冷たい壁にもたれて“など、ファンにはたまらない選曲。

バンドのメンバーはもちろん、アマチュア時代にやはり照和に出演していたロッカーズの陣内孝則氏、モッズの森山達也氏のインタビューもレア!でした。

自分やっぱり、甲斐バンドが好きなんだなぁと改めて実感した、素晴らしい作品です。

Shin

海外から見た日本らしさ

2019年11月24日 13時18分00秒 | 音楽
先週のNHK〝SONGS“のゲストは小沢健二氏。

確か一昨年?久しぶりに新曲をリリースし、同番組にも出演していたのをここにも書いたと思いますが、今回はアルバムをリリースするという事で、前回の続きのような感じ。

海外に住んでいた小沢さんが、帰ってきて改めて感じる日本の良さだったり、日本らしさだったりを、今回はなぜか焼き鳥屋さんで行われたインタビュー会場で、Twitterに上げていくというもの。

ちなみに小沢健二氏のTwitterを見れば、今でもその時のコメントが見られます。

例えば、日本の学校では生徒が自ら掃除をしますが(いやいやながらやってましたね)、アメリカではやらないらしい。

勉強するために学校へ行ってるのに、掃除は時間の無駄?というのがアメリカ的な考え方みたいですが、掃除って人生における大事なスキルではないか?と。

日本人は「自分の事は自分で」とか、学ばせてもらっている感謝の気持ちを込めて掃除をするっていう感じかな?

あと日本人は「失敗が好きだ」という事。

日本で〝失敗図鑑“という本を見つけたらしく、アメリカでは成功ばかりがもてはやされるようですが、日本には〝失敗の美学“というか、失敗をバネにして頑張る姿が美しい、みたいなところがありますよね。

そんな新たな気づきが詰まったニューアルバムが〝So kakkoii 宇宙“。
これも買っちゃうかもなぁ。

Shin

新宿系の女王の貴重なインタビュー

2019年11月23日 15時27分00秒 | 音楽
昨日今日と寒いですね〜。
冷たい雨も降ってて、いきなり冬本番!という感じになってきました。

ところで、今週自身初のベストアルバムをリリースした椎名林檎さんが、この前の〝関ジャム完全燃SHOW“に出演していました。

といってもスタジオゲストではなく、VTRでのインタビューという形だったんですが、なかなか彼女の口から音楽制作について聞く機会がなかったので、とっても貴重!でした。

印象的だったのは、「女の子たちの人生のサントラになりたい」と語っていた事。

彼女曰く、「男よりも社会で生きていくのがずっと大変な、頑張っている女性たちに寄り添って応援したい」という事なんですが、これにはちょっと意外でしたね。

初期の頃のロックなサウンドのイメージが強かったので、むしろ男性のファンが多いのかと思ってましたが。

あと影響を受けた音楽について、子供の頃、親兄弟が聴いていたバレエ音楽?だと言ってました。
確かに最近の彼女の作る曲はとっても複雑で、どこかミュージカルっぽいというか、芝居がかっているというか。

番組では曲の中身についても分析してましたが、コードは複雑だし、歌も難しいんですよね〜。
個人的には初期のロックな林檎さんが好きなんですが、最近の曲もじっくり聴いてみたいなぁと思いました。

そういう意味でも今回のベスト盤はぴったり!
2枚組で1枚目はデビューから2000年代前半、2枚目は2000年代後半から現在までの曲という構成。

これは買っちゃうかなぁ、きっと買うな・・・。

Shin

ある初秋の日に

2019年11月16日 16時11分00秒 | 音楽
秋も深まってきた今日この頃ですが、去る10月9日に〝或る秋の日“というアルバムをリリースしたのが、我が音楽の師・佐野元春氏。(いち早く手に入れていながら、紹介するのを忘れてました!)

近年はコヨーテ・バンドと共に、ロック色の強いバンドサウンドが多かった佐野さんですが、今回のアルバムは打って変わってソングライター色が強いというか、ソロアルバムのような作品。

曲調はポップで、歌詞も普段はテーマ性のあるものが多い師ですが、今回はラブソングや自分の身の回りの日常を歌っているかのよう。
ロックな佐野さんも良いですが、これもなかなかいい!

還暦を過ぎ〝人生の秋“を迎えたという意味がアルバムタイトルには込められているようですが、ますますソングライティングは深みを増してますね。

そういうワタシも55になり、人生の〝初秋“といったところでしょうか?
曲が身に染みます。

前にお話した〝スペクターサウンド“の響きが美しい〝私の人生“で始まるこのアルバム。
最近人気が蘇ってきている、アナログレコードで聴いてみたい!良作です。

Shin