慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

泣けるヴォーカリスト

2013年07月31日 11時21分34秒 | 音楽

久しぶりにを聴いて涙!してしまいました。
先週のNHKの“SONGS”に出演していた、徳永英明の“壊れかけのRadio”。

もともとカラオケでも時々歌う大好きな曲ではあったんですが、改めて曲ができた背景を聞いたもので。
徳永英明は1986年に、シングル“レイニー・ブルー”でデビュー。

その後も“輝きながら”や“最後の言い訳”(これも良い曲です!)などバラードを中心にヒット曲を連発し、順風満帆な歌手人生だと思ってましたが・・・。
やっぱりヒット曲を創り続けなきゃいけないプレッシャーと、自分が本当にやりたい音楽との狭間葛藤していたらしい。

そんな時、原点に戻って、音楽を志して歌手になろうと決心した頃に聴いていた、
自宅のベッドの上のラジオを思い出し、作ったのが1990年リリースのこの名曲

特にサビの“遠ざかる故郷の空 帰れない人波に 本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio”の部分が、
自分と重なるところがあって、ジーンときてしまいました。

もちろん親に勘当された訳でもなく、田舎に帰れない!っていう事はありませんが、上京してそのまま就職し、家庭を持つと、
もう故郷に帰る事はないんだろうなぁ」というちょっと寂しい気持ちは、地方出身者にとっては共通してある想いなんじゃないかな?

の病気で活動を一時休止したり、大変な思いをしている徳永さん。
最近は女性ヴォーカリストの曲をカバーしたアルバムがシリーズでヒットしていますが、オリジナルでもまた良い曲を歌ってほしいと思います!

でも磨きのかかったハスキーな声といい、歌う時の表情といい、
どことなく森進一に似てきた様な気がするのはボクだけでしょうか?

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=MT_wFx9mLhM&feature=player_detailpage