J-POPの隠された秘密

最近ハマっているのが、前にちょっとだけ紹介した音楽プロデューサーの亀田誠治氏がMCをやっている“亀田音楽専門学校”。
NHKのEテレで週1回30分だけ放送しているんですが、音楽好きにはとっても勉強になる、興味深い番組です。

亀田氏がJ-POPのヒット曲に隠された秘密を、音楽的な面から解説していくんですが、
なかなか的を得ていて、「なるほど！」と毎回感心しながら観ています。

この前観たのはイントロの作り方についての講義で、亀田氏とゲストのアンジェラ・アキさんが揃ってNo.1に挙げたのが、
KANさんの“愛は勝つ”のイントロ。

イントロの作り方にはおおまかに3つのパターンがあって、1．曲中のメロディーを引用したもの、
2．イントロ専用のメロディーを付けたもの、3．シンプルなイントロの3つ。

”愛は勝つ”はパターン2になる訳ですが、確かにイントロのピアノのフレーズが、
「必ず最後に愛は勝つ！」という曲のメッセージに繋がる力強さを表現してますよね？

しかしこの曲、改めて聴くとやっぱり良いですね！
200万枚のセールスを記録したこの曲がヒットした1990年頃は、CDがよく売れた時代でカラオケも全盛。

あまりにみんなが歌うので、ボクはちょっと歌うのを遠慮してましたが・・・。
数あるJ-POPの名曲の中でも、この曲はスペシャル！ですね。

おそらくビリー・ジョエルの“UP TOWN GIRL”に多大な影響を受けていると思われますが、この場合は“パクリ”ではなく“インスパイア”って事で・・・。
そんな洋楽のエッセンスをさりげなく？取り入れているところも、J-POPの魅力のひとつだとボクは思います！

Shin

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=UMsg2oh-Tfc