今年一番ズドンときた映画

久しぶりに凄い映画を観た！というのが率直な感想。
“怒り”という映画なんですが、とにかく息つく暇がないというか。

東京と千葉と沖縄で、まったく別の物語が登場人物が交わる事もなく同時進行していって、
展開がめまぐるしいのと、キャストの皆さんの演技が素晴らしくて。

渡辺謙さんはじめ、妻夫木聡、綾野剛、松山ケンイチ、森山未来、宮崎あおいさんなどなど、
今の日本を代表する俳優さんたちの、本気の芝居が観られた感じ。（いつもが本気じゃないという訳ではありませんが）

若手では広瀬すずちゃん、頑張ってましたよ〜。
可愛いらしいだけかと正直？思ってましたが、大変失礼しました！

ちなみにこの作品、原作は吉田修一さんの小説で監督が李相日さんという、
かつて妻夫木クンが主演した“悪人”と同じコンビなんですが、前作に続いて出来が秀逸ですね。

内容については、感じることがありすぎてうまく説明できそうにありませんが、
人間とはいかに無力で、愛する人のために何かをしてあげたいのにできないもどかしさとか。

愛する人を信じたいのに疑ってしまう、人の心の弱さとか。
とにかく胸にズドン！と響く、今年一番の作品です。（言うほどたくさん観てる訳ではないんですが）

Shin

https://youtu.be/HhH9MUwv7AY