慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

行間を読む映画

2016年11月28日 14時45分15秒 | 映画

意味のない映画」があるとしたら、こういう映画かなぁと思ってしまったのが、
今週NHKで放送していた2008年公開の“ジャージの二人”。

去年観て、出来の良さに感動した“フィッシュストーリー”と同じ中村義洋という監督の作品だったので観てみたんですが、
とにかくゆる〜い映画です。

主演の二人(シーナ&ロケット鮎川誠さんと堺雅人氏)が親子で、夏の間、
避暑地群馬県らしい)にある山荘(たぶん親の実家)で過ごすことになります。

まずこの二人がとても親子には見えないんですが、まぁそれは良いとして、
なぜか!その家にたくさんあるジャージを着て生活する訳です。(結構笑えます

そののんびりとした生活を描く、というだけの映画。
「これはいったい何の意味があるのか?」と最初は思ったんですが、それなりに?意味はあったんですよね。

息子の奥さん水野美紀さん)や鮎川さんの娘さん(堺さんの腹違いの妹なのかな?)
が訪ねてくることで、若干話が展開していきます。

とにかく説明がないので、たぶんとかおそらくって感じで観ていくしかないんですが、
かえってそれが、いつの間にか引き込まれていくような・・・。

行間を読む」という言葉がありますが、まさにそういう映画かと。
劇的なお話が好きな人には向きませんので悪しからず。

Shin

https://youtu.be/97RnUTn2mjc