慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

ガラパゴスな日本

2017年10月09日 10時42分11秒 | 音楽

前回の奥田民生氏に続いて、先週のNHKの音楽番組“SONGS”の出演者は“オザケン”こと小沢健二氏。

ちょっと前に“Mステ”に出演した時には、そのおじさん化した姿にビックリ!してしまいましたが、
今回は印象としては若い頃に近い感じ?がしました。

新曲の完成度も高く、さすがの才能を感じるんですが、今回面白かったのは詩というか、文章の朗読
ラップではなく、音楽もなしで、ただ小沢氏が今感じている事を文章にしたものを読むというもの。

90年代に“渋谷系の王子様”として大ヒットした後、突如音楽活動を休止し、世界を旅して回ったという小沢氏。
今ではアメリカ人の奥さんとの間に2人の子供がいるそうで、そんな彼には日本が特殊な国だと思える部分があるらしい。

ボクも同感だったのが、“自動販売機”。
彼の子供にはそれがロボットに見えるらしいですが、こんなに街の隅々まで自販機がある国は他にはない!ですよね。

ニューヨークだったら、一夜にしてお金飲み物もなくなってるだろうと読んで?ましたが、確かにその通り
山の中の誰も見ていないところでも、盗む人がいない日本。

それはとっても治安が良くていい事なんですが、他にも最近の“インスタ映え”に対する皮肉や、
日本人は学校で何年も英語を習うのになぜしゃべれないのか?など、独特の考え方を朗読で披露していました。

ちょっと文章のタッチが、村上春樹氏と重なる様な気がしたのはボクだけでしょうか?
そういえば村上春樹さん、今年もノーベル賞残念!でしたね。

話が逸れましたが、ちょっと変わったガラパゴスな日本を上手く表現していてなかなか面白かったです。
という訳で、そんな小沢健二氏の新曲“流動体について”を。

Shin

https://youtu.be/oknWjuFCp2I