ちょっと前にNHKで、コロナ禍の今、スポーツと音楽がどういう状況にあるのか?を伝えるドキュメンタリー番組をやってまして。
スポーツ界からはサッカーでドイツのチームに所属している長谷部誠氏、バトミントンで東京五輪での活躍が期待される奥原希望さん。
そして音楽界からは、サカナクションの山口一郎氏に密着取材をしていました。(もちろん長谷部氏はドイツにいるので、リモートインタビューだけでしたが)
いろいろ思うところがありましたね〜。
ブンデスリーガ(ドイツのサッカーリーグです)は去年から無観客試合がずっと続いていて、サポーターのサッカー離れが広がっているらしい。
リーグを維持するためにはテレビやインターネットの放映権料が不可欠で、無観客でもやるしかない状況なんですが、観客のいないサッカーを観てもつまらないというファンも多いみたいで。
プレーしている選手も、もう一歩!の気合いが入らないとか、スポーツなんて不要不急なものをやってる場合なのか?というジレンマを抱えながらプレーしているとか。
音楽もCDが売れなくなった今、アーティストが収入を得る柱であったライブができない日々。
このままだとライブを支える裏方さんたちの経営が行き詰まり、コロナが落ち着いていざライブをやろうとした時にできなくなる、という状況になりかねないとの事。
山口氏はそういうスタッフさんたちを支援するためのファンドを立ち上げたそうですが、厳しい状況はまだまだ続きそう。
スポーツや音楽に感動し、共鳴する熱狂。
配信や無観客でも伝わるものはありますが、空間を共有するライブにかなうものでは到底ありません。
野球とロックなしでは生きられない?ワタシとしては、不要不急のものなんですけどね。
とにかく一刻も早くコロナが収束し、ライブがあった時代が過去のものになってしまわないよう、願うしかありません。
Shin
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