TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 298

2020年11月29日 | エッセイ
 前回に、非常に素晴らしいタイ国際航空(TG)について記した。そのTGが経営破綻をし、破産法に基づく会社更生手続きを裁判所に申し立てると新聞で知った。またインターネットには破綻の理由が格安航空会社との競合やコロナ・ウィルスの感染拡大の影響だけではないらしいとの情報が載っていた。政府や軍から天下りしてきた幹部たちによる会社の私物化、また王室の無理な要求が日常化していると、TGの現役のパイロットが匿名で内情を日本の航空関係者に話した。

 会社更生法でTGが裁判所の管理下に置かれると、国が保有する株式の一部を手放し、出資比率が民間と50%ずつになる。そうなれば、社員が一丸となって天下り幹部と対等に渡り合えると匿名のパイロット氏が話していたそうだ。早くそうなって欲しい。そして、またあの人の心を和ませる笑顔を持ったキャビン・アテンダントたちに、自分のための笑顔を取り戻して欲しい。

 タイでは両親から「国王は尊敬し崇拝する存在であって、批判するなどとんでもない」と云われて育っている若者は少なくない。民主主義国家と君主制が共存している。そして、国王は軍に対して絶対的な権力を持っている。日本と大いに違うところだ。

 タイ国際航空だけではなく、ある程度は若者の主張を取り入れ、穏やかに問題を解決して貰いたいものだ。民主国家であるなら、軍は国民のものだ。王室の威光を自分たちの勢力維持のために利用しないで欲しい。

 秋晴れの中、いつもの仲間とあきる野市の広徳寺に行った。予想にたがわずイチョウが見事に黄葉していた。石仏を目印に左折し、広徳寺迄の登り坂を苦労して登った。もうこれ以上歩くのは嫌だと思うころにやっと総門が見えてきた。不思議と疲れが消えた。総門から山門まではかなりの距離があり、イチョウの大木を絡めての写真を撮るには絶好であったが黄葉と紅葉の見物を兼ねた参拝客が多く希望通りにはいかなかった。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/25秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/50秒、 露出補正:-1、 ISO:100、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/25秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/20秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。


キヤノンEOS5DMkⅣにEF24-105mm、4Lを装着。 f11、 1/40秒、 露出補正:-1、 ISO:200、 WB:オート。

 昼食後に「阿伎留神社」に写真を撮りに行き、それから道々で写真を撮りながら武蔵五日市駅まで歩いた。歩数計を調べると7キロを優に超えていた。非常に疲れたが、体力はまだ残っていると感じ、次も歩けるとの自信を持てた。

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