2023.6 五常の滝(ごじょうのたき) 埼玉県日高市
「五常とは、仁・義・礼・智・信という5つの道徳のこと。滝は落差約12m、滝壺には滝不動尊が祀られています。南北朝時代、高麗一族
の武者がこの滝で身を清め、戦場に向かったという伝説が残っています。」との事。
この滝の事を調べていたら、「武蔵武士」なる言葉が飛び出してきた。そして、小平図書館のサイトにたどり着いた。小平には、私のこの
人生において、多大な影響を受けた人が住んでいる。気骨の太さ、ホンモノの優しさ、この世で、もっとも大切なことなど、たくさんの事を
魂の深いレベルで訓えてもらった。私の人生において、その出逢いは、その後に出逢うスピリチュアリズムのまさに導入章でもあった。
以前、五感以外のところから情報を入手できる人に、亡くした友人たちの事と共に、この人とは、いったいどんな因果があるのか、聞いて
みた事がある。その人が言うには、時代は定かでないが、サムライのいる時代、その人は荒くれ者の武士、そして、私は、何かの宗教
(仏教か神道だと思われる)に関わる(手伝い?)者だったそうだ。
ある日、私が道を歩いていると、道の真ん中に大きな石が転がっていた。行き来の邪魔だからという事で、その石をどかそうとしていた。
しかし、独りでは重くて動かす事ができず、途方に暮れていたら、その荒くれ武士が通りかかり、手を貸してくれて、二人でその石をどかし
たそうだ。その縁が、現世でもつづいていると言う。
昨夜、その人と久しぶりに飲んだ。「武蔵武士」という言葉に何かイマジネーションが湧いたり、インスピレーションが降りてきたりするか
聞いてみた。すると、以前クンタ・キンテのルーツの影響を受けて、彼の兄が父方の先祖のルーツ探しを行った結果、会津藩の武士の
末裔だと分かったらしい。
二人で石をどかした話をしたら、あり得そうな話だねという事になり、20年以上も前の出逢いから、不可思議な柴又帝釈天からの帰り
の情景など蘇り、たくさんの思い出話に花が咲き、時空を超えた良い時間が持てたのでした。
五常の滝(ごじょうのたき) 埼玉県日高市 (滝は落差約12m)
小さくて可愛い滝でしたが、流れ方が綺麗でしたね。滝つぼ辺りの空間もほどよく広く、良い空気でした。
五常滝不動尊
滝つぼの脇にありました。ちょっと荒れ気味でしたね。
カワトンボと五常の滝
滝の周辺では、このカワトンボが見守り役のように飛んでいました。前投稿の可憐なハルノユキノシタもたくさん咲いていましたよ。
こちらは五常の滝の近くにある、宿谷の滝