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「特定秘密保護法」が10日、施行されましたが、
罰則対象の情報は「防衛」「外交」「スパイの防止」「テロの防止」の計4分野だそうで、
秘密の期間は5年以内ですが、何回でも更新が可能。
秘密情報を漏らした場合は最高で懲役10年。
マスコミの多くは特定秘密保護法の危険な部分を取り上げたものの、
特定秘密の指定や解除が適正かのチェック機能もうやむやにされてしまいました。
イージス艦の情報漏洩を始め、数多くの秘密情報が中国に流れていると思われます。
次期主力戦闘機として選ばれたF35もこの法案が通らないと、
米国が売ってくれなかったのではと考えます。
集団自衛権しかり、日米間をはじめ他国との防衛協力をさらに進めるには、
今までの日本では心もとないので、特定秘密保護法で機密の強化が必須…。
おそらく今後の日米共同訓練は今までよりも、さらに緊密な訓練になるのでしょう。
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ただでさえ秘密にされる潜水艦の行動が特定秘密保護法の範囲内なのかどうかはわかりませんが、
潜水艦の乗組員が行き先を漏らすのはダメでも、
国民が○○で浮上走行中の潜水艦を見たよ~とツイートしたりするのは無問題なはず。
でも、「特定秘密保護法」って名称、なんだか怖そうな感じですね。
何だか戦前に戻りそうな名前。
これならスパイ防止法の方が良かったのでないでしょうか。
よく戦前の空気に似ていると言われる方がいらっしゃいますが、まったく違うと思いますよ。
戦後の教育を受けた、国民一人一人の考え方が戦前と違うと思うのです。
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