
平成30年3月27日に始動する「陸上自衛隊の新体制」に伴い、
3月31日(土)北熊本駐屯地において、
福田政務官から第42即応機動連隊長の末永政則1等陸佐が、
隊旗を授与されたそうです。

陸上自衛隊の新体制は、恐らく陸上自衛隊創設以来の改編ではないでしょうか。
以下陸上自衛隊HPより
①指揮統制能力の強化
陸上総隊を新編、陸自部隊を全国運用
②作戦基本部隊の改編
○約半数の師団・旅団を機動運用型へ改編
○政経中枢を含む各地域の防衛態勢も充実
③水陸両用機能の整備
水陸機動団を新編、島嶼奪回能力を保持
④警戒監視能力等の強化
○南西地域の平素からの部隊配置を推進
○与那国沿岸監視隊等を配置、監視態勢強化
⑤体制改革を支える教育訓練研究体制の充実
教育訓練研究本部新編、情報学校新編等
上記の②の「約半数の師団・旅団を機動運用型へ改編」が機動師団化の事を…。
特科連隊、戦車大隊を廃止し代わりに、
即応機動師団の中に新しく即応機動連隊を新設。
機動戦闘車で火力を補うという形に。
今回は第8師団と第14旅団でしたが
今年度末には第6師団と第11旅団が機動化に。
訓練や演習でその練度を上げ、阻止力となっていただきたいです。
機動師団として実戦に投入されないのが一番ですが…。

画像は陸上自衛隊Facebookより