上記画像は陸上自衛隊Twitterより
3月18日、健軍駐屯地に最新装備の車載式のネットワーク電子戦システムを配備した、
第301電子戦中隊が発足しました。
有事の際は電磁波を使って、
敵の通信やレーダーなどを妨害する任務に当たるそうです。
マスコミに3月29日に公開され、
隊旗授与式がニュースで流れましたが、
その時公開された装備品が上記の画像中の、
電子戦装置Ⅱ型でした。
すでに発足している東千歳駐屯地の第1電子隊をはじめ、
平成3年度には…
留萌(北海道)、朝霞(東京都)、相浦(長崎県)、奄美(鹿児島県)、那覇の各駐屯地と、知念分屯地(沖縄県)。
さらに令和5年度末までにの与那国島(沖縄県)と対馬(長崎県)にも配備。
すごいですね、いや日本が遅れてるだけ…
クリミア半島に侵攻したロシア軍は、
電子戦やサイバー攻撃を組み合わせたハイブリッド戦だったそうですから、
日本は確実に遅れていますね。
といっても自衛隊の電子戦部隊は防御のためのもの…
電子線部隊の構築が完成すれば、
東千歳、朝霞、健軍での対中露に向けての遠距離電子線の弧。
対馬、相浦、奄美、知念、那覇、与那国での対中に向けての近距離電子線の弧。
2つの電子戦の弧が構築されるそうです。
長距離通信用の短波だと、
中露全域におけるの両国軍の通信状況が日本国内から把握できるそうで、
日本周辺に近づく艦艇と本国との通信を確認することも可能に。
不幸にも有事の際は敵の通信を妨害、
電磁波を発する相手の部隊や装備の位置も詳細に特定できるそうですよ。
数十年前には主力だった火砲や戦車等は縮小され、
今後はさらにドローンも主力になるんでしょうね。
その先はどんな世界になるんでしょう…
あ、エイプリルフールネタじゃないっすよ〜