陸上自衛隊においてレンジャーとは、
陸上自衛官の付加特技の一つで、
所定の課程教育を修了しレンジャー特技の付与を受け、
レンジャー徽章着用できるようになります。
特殊部隊などでなく、あくまで一般部隊の中で、
ゲリラコマンド等、
少人数で密かに浸入し破壊・後方攪乱などを行う技術を習得した、
という印がレンジャー徽章です。
さらにレンジャーには普通科連隊や師団等で行われる、
部隊集合教育のレンジャー。
中部方面隊で行われる山岳戦に特化した山岳レンジャー。
第1空挺団のみで行われる空挺レンジャー。
雪中戦に対応できる要員の養成を目的とした冬季レンジャー。
要は各地の気象地形に合わせたレンジャーがあるということですね。
そしてレンジャー教官を育成する幹部レンジャー。
どのレンジャーでも徽章のデザインは同じで、
幹部レンジャーの徽章のみ金色です。
各レンジャーの教育期間はおおよそ2〜3ヶ月。
最近は上記のレンジャーに加え、水陸機動団で行われる、
水陸両用レンジャーも加えていいのではないでしょうか。
水陸機動団で先月、水陸両用レンジャーの帰還式が行われました。
水陸機動団長から学生に対しレンジャー徽章が授与され、
新たに28名のレンジャー隊員が誕生したそうです。
新レンジャー隊員の方々、おめでとうございます。
よく言われるレンジャー部隊。
本来レンジャー隊員での常設部隊は無かったので、
レンジャー部隊というのは無い!のですが、
水陸機動団の前身の西部方面普通科連隊には、
レンジャー小隊というものが存在していました。
水陸機動団となった今はどうなっているのでしょうか…
上記画像は全て陸上自衛隊 水陸機動団X(旧ツイッター)より