さだまさしの檸檬
或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後できれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に金糸雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ
この 喰べかけの檸檬聖橋から放る という所の 聖橋から放る
ひじりばしから放る
ひじりばしを橋の名と思わず、かたっぱしみたいな私が知らない語彙だと思っていた。
ず~っとどういう意味だろうと思っていた。
が、ある日NHKのブラタモリで湯島聖堂から聖橋が出てきて
あ、そうだったのかとスッキリ解決。
巨人の星の重いコンダーラ状態から抜け出せたのだった。
或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後できれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に金糸雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ
この 喰べかけの檸檬聖橋から放る という所の 聖橋から放る
ひじりばしから放る
ひじりばしを橋の名と思わず、かたっぱしみたいな私が知らない語彙だと思っていた。
ず~っとどういう意味だろうと思っていた。
が、ある日NHKのブラタモリで湯島聖堂から聖橋が出てきて
あ、そうだったのかとスッキリ解決。
巨人の星の重いコンダーラ状態から抜け出せたのだった。
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