パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(149)<8・19国会前行動&沖縄への弾圧をやめろ緊急行動>

2016年08月21日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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 昨日(8月19日)夜、▲ 国会前で、二つの行動が時間を前後して行われました。
 先ず、『戦争法廃止・憲法改悪は許さない!8・19国会前行動』(18:30~、主催:総がかり実行委員会)からです。
 ここでは、最初に国会議員から次ような発言がありました。

 <民進党・小西ひろゆき参議院議員>
 憲法を守り抜く。違憲の法律をやめさせなければならない。
 「憲法審査会」は安倍政権の墓場にすることができる。
 なぜなら、憲法そのものを審査するからであり、憲法違反が生じているかどうかを審議するからだ。
 野党は一致団結して追及していく。

 将来の子ども、自衛隊員たち、みんな危なくなってきている。
 私たちの闘いはまだまだ続く。そして闘いの部隊はある。
 臨時国会では予算委員会で補正予算が審議される。
 野党は連携して追及する。全政治生命をかけて闘う。

 <社民党・又一征治参議院議員>
 参院選で改憲勢力が3分の2になった。私たちの力がまだまだ足りない。
 安倍政権はアベノミクスの宣伝だけして政策論争をしなかった。
 今、若者は奨学金などで多額の負債を抱えて社会に出る。
 これでは生活できない。憲法25~28条違反だ。
 また、「緊急事態条項」では日本は警察国家になってしまう。
 憲法が実現されていないことを職場や地域で宣伝することだ。
 年末には解散があるかもしれない。
 そのために28兆円もの補正予算を組み、
 衆院でも3分の2を狙っている。

 <共産党・田村智子参議院議員>
 参院選での野党統一候補の勝利を喜ぶ。
 安保法を廃案にし、安倍政権を倒そう。
 安倍首相は改憲について何も語らなかった。
 アベノミクスの(否定的な)結果についても一切語らなかった。
 私たちは負けていない。市民の声が沸き起こった。
 改憲法案の中身を広く知らせて行く。
 沖縄の高江には500人以上が集まった。
 自然が豊かで平和なところになぜ基地を作るのか。
 全国からの機動隊の配置は緊急事態条項の具体化だ。

 その後、「総がかり実行委員会」の3団体からの発言がありました。
 その中で<解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会の女性の方>は次のように述べました。
 私たちは一日も休むことなく活動を続ける。
 先日オバマ米大統領が「核の先制不使用政策」を述べた。
 それに対し安倍首相は反対の意向を伝えた。驚いた。
 唯一の被爆国の首相かそんなことを言う。
 決してあきらめることなく力を合わせて闘おう。
 女性は、戦後参政権を持つようになった。責任は大きい。

 その後、<日弁連。山岸良太さん><しょうがい者・石橋尋志さん><日本ボランティアセンターの方><沖縄一坪反戦地主関東ブロックの方>が発言しました。
 その中から二人の発言を紹介します。

 <しょうがい者・石橋尋志さん>
 大きな声で、大きな共闘が続くことを確信しています。
 しょうがい者にとって戦争は、
 ①しょうがい者を作りだす最大のものだ。絶対に許せない。
 ②社会保障がなくなる。駅のホームドアなど街づくりの金も。
 ③しょうがい者の権利をはく奪するものだ。神奈川の事件は苦しい事件だ。
   これは安倍政権下で起きた。閉塞した社会でああいう事件が起きた。
 憲法を守り、平和と人権を守る社会のために大きな声を上げよう。

 <日本ボランティアセンターの方>
 南スーダンは内戦状態に入っている。
 南スーダン政府は「PKOはいらない。何も役に立っていない」と言っている。
 新しい国造りは非暴力でやること。自衛隊を送ることではない。
 自分はアフガニスタンで7年働いた。銃を突き付けられたこともある。
 現地ではカリカリしている。自衛隊を送りたくない。
 最近、福島の中学生の自衛隊希望が増えていると聞いた。
 彼らは自衛隊が置かれている本当の姿を知らないからだ。
 イギリスでは「イラク戦争はおかしい」という調査報告書が出た。
 しかし、日本ではたった数ページの報告書だ。
 アメリカについていくのはもうやめよう。
 9条こそが大切だ。自衛隊を南スーダンからもどし、安保法を廃止しよう。

 参加者は3000人でした。

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 その後、『沖縄への弾圧をやめろ!知事提訴・高江・辺野古8・19緊急行動』(19:30~、主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)が開かれました。
 <主催者挨拶>
 本日、「辺野古埋め立て承認取り消し」を撤回するよう求める違法確認訴訟の第二回口頭弁論が行われた(福岡高裁那覇支部で)。
 翁長知事は、「こうしたことがどうして起こっているのか!」と怒りを表した。
 裁判は国が起こしたものだ。そして国は早く結審しろと言う。
 自分で裁判を起こしながら、自信がないからこう言う。そして、
  「取り消したら日米関係が危うくなる」
  「これまでつぎ込んできた金が無駄になる」
 などと言う。
 結局本日結審となり、9月16日に判決が出る。

 この後、<電話で現地(高江)からのメッセージ(大城さん)>が入りました。
 参院選後、工事が強行された。本日は車両180台で阻止行動。
 6時には550人が集まった。
 いつもは6時半に来るダンプが午前中は来なかった。
 しかし、裁判があるので我々の人数が少なくなった。
 (裁判には1000人以上の県民が集まり、翁長知事を法廷に送り出した)
 13:00~14:00に機動隊が配置され、大型ダンプの搬入で作業が再開された。
 それでも今始まったばかりの工事を止める決意を固めている。
 権力には屈しない。
 今、米国内での反対の動きもある。
 退役軍人の会は全会一致で反対決議が採択された。
 他にも多くの動きがある。
 全国にも沖縄と連帯する人々がいる。
 (日米政府のやることは)必ず失敗するだろう。
 やれること、できることはまだまだある。
 私たちは自然豊かな沖縄を守って、最期まで頑張りぬく。

 その後、4人の方が発言しました。
 その中で、<総がかり実行委員会・藤本憲さん>は次のように述べました。
 沖縄では小さな人権も踏みつぶされている。
 これはあっという間に自分たちにやって来る事だ。
 今、沖縄の民主主義を守らなかったら、日本の民主主義もなくなる。
 だから、私たち自身のために闘わなければならない。
 沖縄県民に寄り添って闘う事だ。

 この緊急行動には700人が参加しました。
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 以上、昨夜の二つの行動を紹介しましたが、世界は揺れており、日本社会も今大きく揺れ動いています。
 ある資料によると、戦後日本の階級構成は以下のように変遷ています。(いずれも%です。)
                1950年 1970年 1990年 2010年  
①労働者階級       38.2   59.0   74.5   82.1 (圧倒的多数になっています)
②農林漁業従業者    44.6   18.1    6.2   3.2  (大きく減少しています)
③都市型自営業者    14.4   16.7   13.6   9.6  (減少しています。個人商店の減少) 
④資本家階級        1.9    5.0    4.3    2.5  (最近減少。中小企業の淘汰)
   
⑤(軍人・警官・保安)    0.9      1.2     1.4    1.7  (少数ながら一貫して増加)
これを見ると、私たちの味方は、基本的には①②③という事になるでしょう。

またこれは、フランス革命当時の階級構成とよく似ています。
   ・第一身分(僧侶)、第二身分(貴族)は全人口の3%(支配階級)
   ・第三身分(平民<市民・農民>)は全人口の97%(被支配階級)
今また、激動の嵐の中で、歴史の新たな転換期に来ているのかもしれません。

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