伯父の思い出

仙台に住む伯父の所へ遊びに行った時に、映画を観に連れて行ってくれました。
その時に観たのが『グレン・ミラー物語』です。

それまでは、ジャズを意識して聞いたことは無かったと思うのですが、ビッグバンドの音色や迫力に圧倒されたのを覚えています。『茶色の小瓶』を今聴いてもちょっと切ない気持ちになるのは、物語の結末のせいでしょうか。

物静かな伯父だったので、どんな気持ちで私を連れて行ってくれたのかは尋ねませんでした。他界してしまったので、今となっては問い直す事も出しません。

でも、伯父がグレン・ミラーの音楽に引き会わせてくれた、
それは忘れられない思い出です。