クラッシャー・マキのあざらし時間

食いしん坊で、お出かけ好きな私と家族の気ままな時間。

国立新美術館で、『貴婦人と一角獣展』 見ました

2013-06-05 21:39:05 | 展覧会
先週のことですが、国立新美術館に行ってきました。




見に行ったのは・・・
 




『貴婦人と一角獣展』 です。



今回見ることのできた6点のタピスリーは、フランス中世美術の最高傑作のひとつと言われている作品。とても見応えがありました。

このフランス国立クリュニー中世美術館所蔵のタピスリー、これ以前に一度だけフランス国外に出たことがあったそうです。それはたった一度、1974年にメトロポリタン美術館に貸し出された時のことです。





タピスリーというと古い館の壁にかかったもので、薄汚れたような感じがありました。でも、これらの作品はとても保存状態が良く、色鮮やかでした。独特の存在感です。そして、沢山の花の描かれ方が興味深かったです。

中世のタピスリー作りの技法なども紹介されていて、面白かったです。

さて、このタピスリーに描かれている“一角獣”ですが、このイメージのもとになったのは・・・。





“イッカク”の牙だったのですね。この牙の写真は2010年に国立科学博物館で開催された 『大哺乳類展 海のなかまたち』 を見に行ったときに撮影しました。このねじれ具合にこの長さ!!“伝説”にしたくなりますよね。
コメント
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