きのうは、六本木の国立新美術館に行きました。
母が出品している絵を見るためです。
あ、ありました。
フルートを描いて入れたいと言うので貸してあげたんですけど、そちらは選ばれませんでしたね。
二紀展を楽しんだ後は、ちょうど「モダン・アート、アメリカンー珠玉のフィリップス・コレクションー」展が開催されていたので、そちらにも行ってみました。
ワシントンD.C.の近くにある近代美術館、フィリップス・コレクションの創設者はダンカン・フィリップス氏。鉄鋼業で富を得た裕福な家庭に育った方だそうですが、美術評論活動をしながら、奥さんと共に美術作品の収集をしたのだそうです。
なるほど、“アメリカ合衆国”の歴史が望める、バラエティーに富んだ作品を観ることができました。アメリカの印象派では、マリンの作品が気に入りました。
地元佐倉の 『川村記念美術館』 で一室設けて展示してあるロスコの作品、こちらにも一枚展示されていましたが、ロスコにしては小さな作品です。不思議に思ったら、解説によるとこの作品を制作していた頃ロスコは体調を崩し、医師から大きな作品の製作を止められていたのだそうです。小さいながらも、凝縮された印象に残る一枚でしたよ。
さて、絵を愉しんだ後は珍しく空いていたので、 『VOGUE Café (ヴォーグ・カフェ)』 でティータイムにしました。
さて、こちらのプレート、今回の「モダン・アート、アメリカ」展に出品されている作品から想を得て作られたお菓子だそうですが、元の絵がどんな絵かおわかりになるでしょうか。
はい、こちら・・・
ジョージア・オキーフの「葉のかたち」ですね。
紅葉した葉っぱを、薄~く焼いたクレープで、白い葉っぱをポワール・ムースで表したようでしたよ。美味しくいただきました。
レストランでも展覧会に呼応したメニューの用意があるそうです。
今度はレストランの方へ行ってみたいですね。