徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

平成23年度 春募集開始

2011年04月20日 | 海外ボランティア

春募集の再開です、震災援助のお礼は協力隊で!

 

平成23年度JICAボランティア春募集の開始について

独立行政法人国際協力機構

青年海外協力隊事務局

このたびの東日本大震災で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈りいたします。

震災の影響で延期しておりました平成23年度JICAボランティア春募集については、5月2日(月)~6月13日(月)の期間で、応募受付を行うことに致しました。応募をご検討いただいていた皆様には、ご連絡が大変遅れましたことをお詫び申し上げます。

http://newstopics.jica.go.jp/topics/doc/2011/0317.pdf


核融合について

2011年04月20日 | 物理

福島原発事故により原子力発電の脆弱性が露呈し、今後エネルギー政策の大幅な見直しを余儀なくされるだろう。その一方で経済的発展を遂げる発展途上国、特に中国、インドにおけるエネルギー需要は飛躍的に増大し近い将来、石油の枯渇が現実のものとなる可能性は高い。(ちなみに、私自身は温暖化対策を目的としたCO2削減は根拠が薄いと考えています。)核融合炉の実用化、はそれに対する一つの解を与えてくれる。

核融合のメリットは、

1.燃料となる重水は海水中に無尽蔵に存在する。

2.原子炉の連鎖核分裂反応と違い、限定条件下でのみ反応が継続する暴走の無い安全な反応である。

3.一義的な反応生成物はヘリウムだけであり、クリーンで放射能の危険性が少ない。

等々、良い事ずくめである。

とは言うものの、最初のプラズマ閉じ込めが1951年に公表されて以来60年経過しているが未だ実用化には至っていない。しかし、近年、高温超伝導材料の飛躍的進歩により実用化の可能性が高まっている。下図はプラズマ密度・保持時間と温度で決まる臨界条件を示すローソン図と言われるものだが1996年の段階で臨界プラズマ条件は達成されており、今建設中のITERでは自己点火および入力と出力の比であるエネルギー倍増率Q=10を目指している。

実用化には多くの技術課題がある。高温プラズマと接するダイバータの設計、高速中性子に晒されるブランケット素材開発、プラズマを効率よく安定化させるための超伝導コイルの開発等々、人類の知恵が試されている。(下記参照)

http://oasis.muroran-it.ac.jp/FEEMA/pict/event/091127muroran/seki01.pdf

日本も主要国として参加する国際熱核融合実験炉:ITERは現在フランスのカダラッシュに建設中で2015年に稼動を開始する予定になっている。各国の高速増殖炉開発が頓挫している現在、この核融合技術こそ人類のエネルギー問題を解決してくれるものと信じたい。2030年の実証炉稼動を見るまでは死ねないな。


関西電力への質問

2011年04月20日 | 福島原発

朝刊に関西電力が1ページぶち抜きで ”東日本大震災にかかる関西電力の対応についてご報告いたします。” という掲示広告を出している。 近隣住民として、これを読んでいて気になる点があり下記の質問を関電に提出した。 しっかりとした回答を期待したい。

 

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関西電力殿 御中

美浜原発は三方断層帯を始め活断層の集中地帯に立地しており、今回の福島原発事故を受け美浜原発における直下型地震の影響を危惧しています。

特に気になる点は使用済み核燃料保管プールの冷却水漏出の可能性です。ビルの上部階に設置されたプールは、直下型地震があれば亀裂等の破損の可能性は高いと思います。

質問ですが、燃料保管プールは安全性に考慮して設計しているとは思いますが万が一、亀裂等で保管プールの水が流出する事態が起った場合の御社の対応策を教えてください。(そのような事態は起らない、という御回答は期待しておりませんので悪しからず。)

なお、ご回答につきましては下記当方のブログにて公開する可能性がありますので、御了解願います。

http://blog.goo.ne.jp/pgpilotx

以上、よろしくお願いします。

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関西電力殿からの回答

早速、関電広報の方から電話で上記質問に対する丁寧な回答があったので、先ずはお礼を申し上げたい。

回答の主旨は以下の通り;

1.関電原発はPWR(加圧水型)原子炉であり福島BWR(沸騰水型)とは保管プールのレイアウトが違う。

2.PWRでは使用済み核燃料は底面から抜き、水中を通って別棟の保管プールへ移送する。

3.保管プールはステンレスでライニング(内張り)されており簡単には水は抜けない構造となっている。

4.耐震基準は750ガルとしている。

関電の原発は全てPWRであり東電の福島BWRより安全性は向上していると思われる。しかし耐震基準が750ガルというのは如何なものだろうか?

阪神淡路で818ガル、中越地震で2115ガル、2006年6月の岩手沖地震で4022ガルという記録があり、これらと同等の地震が来れば耐震基準を超えビル損壊の可能性があるのではなかろうか? ちょっと強めの地震で想定外となるのは、今回の福島原発の津波と同じことで甘いと言わざるを得ない。

関電殿に考えていただきたいのは、事故が起れば周辺住民のみならず日本国自身と企業としての関西電力の存亡に関わる事が今回の福島で身にしみて解ったので、今までの原発安全神話からの発想ではなく、”事故が起きた時、どう対処するか” という発想の転換を是非お願いしたいものです。 また、耐震750ガルは保管プールに限定したとしても、早急に見直をお願いします。