小さな旅のアルバムⅡ

カメラ片手に旅に出よう! 
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歴史に学ぶ

2011年09月03日 | 日常


「永遠のゼロ」偶然に読んだ長編小説、久々に感動した。

「ゼロ」とは、ゼロ式戦闘機、いわゆる零戦のことである。第二次世界大戦の概観を探求する前の知識を得るのには、最適だと思われる。勿論、小説としての魅力、読者をぐいぐい引きつけるストーリー展開もすばらしく、結構なボリュームにもかかわらず、時間の経つ事を忘れさせる作品であった。ゼロ式戦闘機を通して、真珠湾、ミッドウェイ、ラバウルと、日本海軍、大本営、の甘い戦略と戦術により多くの兵士や市民が犠牲になっていった戦争がリアルに描かれている。この小説を読み終え、福島原発で起こっている非常事態に対して、「直ちに健康に被害をもたらすことはありません」と甘い見通しを言い続ける政府が頭をよぎった。結局は、戦時中から現在を経ても政府は、体質がまるで変わっていないと・・・
自分の身は自分で守るしかないのです。

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