ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

Schiacciata con l'uva

2011-04-25 | ドルチェ
先日のレッスンでやって来たAちゃんにいただいたぶどうが、とても美味しかった。房をつかんでイッキ食い完食しそう気持ちをぐっと抑えて、トスカーナ名物の「Schiacciata con l'uva」を作った。ぶどうの美味しい時期になったら、ぜひみなさんに作ってもらいたい一品です。

こちらのぶどうはやや色が薄く、実もしっかりしていたのでぶどうの粒が残って見える。生地の上にぶどうをこれでもかーってほど乗せて砂糖とオイルをた~っぷりかける。そうすると、より本物に近くなる!自分で作る時はもちろん中の種を全部取り出します。地味な作業なんだけど、これが大事!以前にお店で食べた時に種が入ったままでとても食べにくかった思い出がある。ていうか、種を出したりしないのかぁ。。。

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栗粉を使おう

2011-02-17 | ドルチェ
日本でもやっと手に入るようになってきた栗の粉ですが、独特の味と香がします。「栗ってこんなだったっけ?」と感じる方もいるかもしれません。パスタ生地に練り込んだり、クレープにしたりと、栗粉そのものをシンプルに食べることが多いです。今日はマフィンにしてみました。私が教わったレシピよりもかなり砂糖を減らしましたが、、、次回はもう少し減らしてもいいかな!

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Torta delle rose

2010-12-30 | ドルチェ
滞在記も進んでいないのに、もう年末ですって!そうはいっても今回教わってきた料理の復習もしなければならないし、年末の大掃除もしないとね。。。しかし、優先順位なんて言葉が頭をよぎりながらも、やっぱり今日はドルチェをひとつ作りました。

「Torta delle rose」はロンバルディアやエミリア=ロマーニャのドルチェです。焼き上げるとバラの花のように広がってそれはそれは品のある美しさです。ドルチェというよりは砂糖とバターがたっぷりのパンに近いでしょう。

うまい具合に焼き上がりました。しかし、作ったものは全部私が平らげないと…正月も近いというのに!(^^;



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カンノーロはできたてを食べるべし!

2010-09-11 | ドルチェ
どうしても作りたくなって、ざくっと仕上げました。生地だけを前日に作っておいて今朝はクリームを作って詰めたのよ。生地がパリパリしていないとカンノーロとは言えないし、そうはいってもクリームを詰めてちょっと冷やしたいし、、、

生地が水分を吸って柔らかくなる前に食べるのが一番おいしい!そう考えてみるととってもデリケートなドルチェだわ!今日はイタ語レッスンの日だったので、メンバーのみなさまにその場で強引に試食してもらいました(汗)

それにしても、もう少し写真の腕を上げたいな~(^^;
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Torta Paradiso

2010-07-29 | ドルチェ
いつもおじゃましているこちらのブログにて、「Torta Paradiso」の話になり、レシピを持っているので作ってみました

ロンバルディアのPaviaで生まれた「天国のケーキ」っていったいどんな味がするの?と、わくわくしながらスタート!た~っぷりの卵、バター、砂糖などにややビビリながら(分量が半端じゃない!)焼き型に入れ、

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レシピでは30分の焼き時間。しかし、30分たっても全然焼けてない。なので、そこから10分刻みで焼けたかどうかチェックしつつ…最終的には65分かかりました。焼き型の大きさやオーブンのサイズにもよりますが、いい感じに焼き上がった。いずれにしても、猛暑日を避けて正解(笑)



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本来はここから2日ほど寝かせてやっと食べられるのですが、1時間もバターのいい香に包まれていたので味見がしたくてうずうず!なので、少しだけ切ってみました。


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口に入れた瞬間、ほろっと崩れ、しっとり~!これはまさしく天国の味 この味を知ったらもう地上へは戻れない?カステラと似ているということだったけれど、しっとり感はこちらの方が何倍も勝ってます。2日寝かせたら熟成して更に美味しくなるのね~。