ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

ティラミスはPavesiniで!

2009-09-30 | ドルチェ
先日、ティラミスを作った。教わったレシピどおりで満足な出来映え!しかし、maritoは甘いものが苦手でひと口しか食べない。ちっ!おかげで2日かけて4人分を食べ終えた。てことは、砂糖50gはすべて私が消費。。。こうやって体重が元に戻るのね…

で、ティラミスですが、手軽に作るには Pavesiniという薄くて軽いビスケットを使います。表面に砂糖がまぶしてあり、いわゆる日本のビスケットとはかなり違います。日本では、結構厚めのビスケットを使うことが多いと思いますが、厚さを半分にして使うとよいでしょう。と、教わってきました。後に知り合ったFiorentinaからも「やっぱりティラミスはPavesiniだよ~」という発言があり、納得しました。

ところで、このPavesiniですが日本では売っていないようです。なぜ?麻布の高級スーパーにあるというウワサも聞きましたが、ホントかな?
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ジェラートはデザートに食べましょう

2009-06-01 | ドルチェ
新宿にあの『GROM』が日本初上陸!ということで、行ってきました。イタリアで行くチャンスがなく、、、日本で食べたら高いけどーって思いながらね。平日の昼間にもかかわらず、やはりちょっと並びました。ピスタチオが濃~い!どんなものも日本に持ってきてしまうのって考えてみたら恐ろしい。。。そして、お店のお姉さんたち、まだ練習中みたいで、お願いだから美味しそうに盛ってくれ!!!!!
食べ物を扱っているとは思えないよ、その手つき!

ジェラートの後で「重力ピエロ」を見た。原作本を読んだばかりだったので、いくつかの設定の違いが目についてしまった。“映画の日”だからか、館内はほぼ満席。見回すと若い人が多かった。活字離れといわれても、今どきの人気作家の作品はみな読んでいるのだろうか?彼ら若者たちに聞いてみたい。もしもこの内容を裁判員制度で裁けと言われたら、あなたは裁けますか?」というのは行き過ぎた考えだろうか。

デザートの後でメインディッシュがやってきたような気分だった。
ジェラートはやはりデザートで食べたい。


ブログ更新が久しぶりなので、ついでにデザインも変更してみました!


カンノーロにまつわる話

2008-11-17 | ドルチェ
昨日アップしたカンノーロですが、シチリアを代表するドルチェです。揚げた円筒状生地の中にリコッタチーズをたっぷり詰めた素朴なお菓子で、エスプレッソによく合います。

その名前は知っていたものの、食べたことはなかった。デビューは2001年に、初めてイタリアへ旅行した際だった。

予定したアリタリア機がにトラブルがあり、急遽JALに乗ることになり、まずはアムステルダムに到着。それから多分3時間後ぐらいに今度こそアリタリアでミラノ入り。そのときの機内食で出された。しかし、成田を発ってから15時間以上がたち、なんだかとても眠くて、隣のmaritoは機内食に一切手をつけずに眠ってしまった。私はというと。並外れた食い意地の張った食へのこだわりから「おお、これがカンノーロか!」と、初めての体験に疲れも吹っ飛んだ。が、しかし、そこは飛行機の中です。バールでもマンマの手作りでもありません!外側の筒は本来は揚げたものなのに、口に入れた瞬間、「ふにっ」だったか「ぐにっ」だったか忘れたがとにかく“しけってる”みたいで、お世辞にも「おいしい~」とは感じなかった(どうもアリタリアのドルチェは手抜きな気がするのは私だけだろうか?)。

日本に戻ってからはまずシチリアの料理に出会うこともめったにないし、ましてやおいしいカンノーロに出会うなんて、やはりめったにないことです。エリオにそうそう行ける身分でもないし、、、う~ん、やっぱ自分で作るか!