ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

セミフレッド

2010-04-02 | ドルチェ
生まれて初めて口にしたときの印象がよくないと、もう一度それに挑戦してみようという気がおきない。これって、いわゆる「食わず嫌い」ではなく、もしかして「口に合わない」なのかな?でも、やはり3度くらい食べてみないと「口に合わない」とは言っちゃいけない気がする。

中学生の頃に、初めてライチを食べた。生温くてぶよぶよしていて甘くもなく美味しいとは思えなかった。それから、ライチは果物の王様だとかいわれているが、一向に食べたいとは思わない。

セミフレッドも最初に食べたときに、食感:「ぐにゃ」、味:「激甘」、そして溶けかかっていたので、何と形容していいかわからなかった。「セミレッドはこういうものだ」という表現が見つからなかったのだ。これは何度か食べてみないと自分のなかで納得いかないと思っていた。しかし、昨年フィレンツェで自分で作ってみてやっとわかったよ。あ~すっきりした!とはいえ、これを読んでいてセミフレッドを食べたことがない人にとってはどんなものかわからないですよね。ひと言で言えば、アイスとムースの中間のデザートです。ぜひ食べてみてください(笑)


栗の渋皮煮があったので、少し砂糖を控えめにして作ってみた。これからの季節におすすめ。
P1010066


くせになる味

2009-12-16 | ドルチェ
週1のペースでビスコッティを焼いています。いまではちゃっちゃと作れるようになってしまいましたとさ。シンプルなものほど飽きが来ないとでもいうのでしょうか。アーモンドも1kg買ったし、年末にはリクエストがあった実家用に大量に焼かねばなるまい
P1010026


ミルキークリームロール 

2009-10-15 | ドルチェ
美味しすぎる!この夏に限定発売されたものらしが、このたび全国発売となった!ご近所で早速買い求め、ひと口食べたら、美味しい~~~~~~~~!!!!!
危険だー!恵方巻きみたいに両手で持ってイッキ食いしてしまいそう!この大きさだったら平気かな!私の友人は夏になるとレディーボーデンのファミリーサイズを片手に持ってイッキ食いする。それに比べたらカワイイものだ!

P1010011P1010010


VIN SANTOとビスコッティ

2009-10-13 | ドルチェ
甘いものは苦手なmaritoが、どういうわけかプラートのビスコッティにはまっている。というよりは、VIN SANTOに浸して食べる→つまりデザートも“酒”と一緒に食べる→“酒”さえあればOK!ってそういうことかい!

オルチャを巡った際と翌日のシエナでも食べてみてとっても気に入ったらしく、ずっと作ってくれと言われていた。VIN SANTOはイタリアで買ってこなかったので、毎年恒例の伊勢丹のイタリア展にて購入し、ようやく食べさせることができた。

しかし~ビスコッティはいい出来だったものの、残念ながらVIN SANTOがいまひとつ深みが足りない。。。現地ではアルコール度数がもっともっと高かった。どなたかビスコッティに合うVIN SANTOがあったらご一報を!

P1010009_2


無花果のドルチェ

2009-10-08 | ドルチェ
無花果を手に入れたので、タルトを作ってみた。イタリア現地からのブログでも書いたけれど、大人が食べるドルチェって感じで日本に帰ったらすぐに作ろうと思っていた。出来栄えはというと…粉のつながりがどうも違うような気がする。つまり生地がいまひとつうまくまとまらなかった?日本で使う小麦粉ってもちろん輸入だけどねえ、バターはイタリアから買ってきたものだし、、、あ、もちろん美味しかったけどね。

さらに、maritoからは無花果をもっと酒に漬けろという指示が!既に分量より多めに入れているんだけど!私はどちらかというとカスタードクリームをタルト生地の上に流して冷やして食べたい。そしたらイタリアのドルチェじゃなくなるか?

P1010007_3