ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

外国人と和食を食べよう その1

2014-10-11 | 和食
日本を訪れる外国人は、どこで、誰と、どんな食事をしているのでしょう?
例えば、日本語がわからなくても、世界的に有名なファストフードに入ってメニューを指差せばお腹を満たすことはできますよね。しかも低価格で。自分の好きなものにお金を使いたくて節約旅行をしている人や、バックパッカーの人はそれで十分かもしれないですね。あるいは、コンビニでパンと牛乳?みなさんどんな食事をしているのでしょうか、気になります。


“外国人が好きな和食”を検索してみると、寿司、天ぷら、ラーメン、お好み焼き、鉄板焼き、牛丼、唐揚げ、焼き鳥…など、日本人の感覚からすれば専門店で食べるもの、B級グルメが挙げられています。しかも、味の濃いものが!


外国人のみなさんはそれらの料理・味を日本で覚えたでしょうか?それとも、海外の決して日本人経営ではないなんちゃってな和食屋さんでしょうか???



さて、先日より、旅行などで日本を訪れる外国人のための、ごく普通の和食を一緒にするプログラムに参加しています。


まさに、高級店やレストランでは出会えないごく普通の家庭の味を知ってほしいという、私がイタリアの家庭料理を教えていることと根っこの部分は同じ考えだと思っています。季節感を大事にし、ひとつのお皿を分け合うこと、お箸の使い方マナーなど、日本の一般的な食文化体験をしてもらいたいです。


ということで、先日お迎えしたのは、20代のドイツ人3人。
うち2人は日本が初めて!さすがに焼き魚(アジの開き)は箸使いに苦労していました(^^;
筑前煮やだし巻き卵、漬け物、酢の物(この日は菊の花)など概ね好評。味噌、しょうが、わさびなどを使った料理にも抵抗ない様子でしたが、難易度は高かった気もします



次回もお楽しみに!はい、このシリーズ続きますよ~!さて、英語もう少しかなりがんばらないと(笑)←実はこれが一番難易度が高い(^^;(^^;(^^;

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