詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

反骨者列伝(4)ーアメリカ文学で好きなのは「マークトェイン自伝」

2010年01月31日 | Weblog
前回カナダ文学について書いた後に、それではアメリカ文学では好きな作家は・・と考えこんでしまった。

少し前なら・・SF作家ディックやホラーの帝王キングの「バトルランナー」や、へミグウェーやポーやラグクラフトや、カポーティやドスパソスや、飲んべ詩人ブコウスキーや、「ER」原作者マイケル・クライトンや、「野生の呼び声」の作者を挙げたかもしれない。

でも今日の気分では、「トムソーヤの冒険」「ハックルベリーフィンの冒険」というより・・「マーク・トウェイン自伝」のマーク・トウェインを挙げたい心境だ。とんでもない悪がきの話しは何故だかとても懐かしい。

この息の詰まる文明化された管理社会化での最大の被害者は、子供たちなのかもしれないなと思いながら・・

帰ってからちょっと横にと思ったら・・もうこんな時間

2010年01月30日 | Weblog
トヨタと創価学会には多くの共通点があると思うー
①トヨタの長年のマスコミ支配。それで欠陥車情報を封殺してきたつけが米国で暴露されたのだと思う。同じくスポンサー等でマスコミ支配してきた創価学会。
②法務官僚とずぶずぶの中。トヨタ等への大企業への法務官僚天下りと、創価学会の法務大臣死守や法務官僚・警察支配が数多くの冤罪事件の根本にあるのではと思う。
③どっちも殺し等の違法行為のやりたい放題


情けないハトッポとその影武者

2010年01月28日 | Weblog
平野(官房長官)は即辞任すべき、沖縄人に謝罪すべきだ!

さぞやあの世で松下幸之助氏がなげいてることだろう。
松下塾でまともなのは原口総務大臣くらい・・

まるで創価学会のような売国奴ばかりを生み出してしまったではないのか?
そんな私利私欲しかない馬鹿どもを選ぶ、鳩山ポッポや日本の有権者も・・どうしようもない。

[ネット漂流記2] ネットを始めて以来アクセスの多いサイトベスト3

2010年01月06日 | Weblog
①『★阿修羅♪「拍手ランキング(24時間)」』はよりアクセスが便利にー
http://www.asyura2.com/"
②『反戦な家つくり』はとても貴重な内容が多いのでーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/
③『きっこのブログ』は最もアクセス数の多い人気ブログでー
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/


pikki蛙外伝(12)ー今年もなんとか生き延びることが

2009年12月31日 | Weblog
今年最後の日記には、最近の事を書こうかと思う。

この国の大半に、影響力があるトヨタグループと創価学会系企業を首切りされたので・・当然のことだけど、新しい仕事がさっぱり見つからなかった。

このままでは、そのトヨタ系企業と創価学会系企業と、そこでの労災隠しや、パワハラやセクハラ等を鼻でせせら笑って相手にしなかった労働基準監督署の・・
窓という窓に卵をぶっつけて、国会ででも、愛車と自爆しようかなと思いつめていた時、やっと警備員の仕事が見つかった。

この続きはまた後で・・


食欲と性欲と笑いと宗教意識

2009年12月25日 | Weblog
それが最も権力が支配し難いものかもしれない。
性欲以外は、マスゴミの洗脳が成功しつつあるのかもしれない。

◆鳩山首相は好きにはなれない。なに不自由なく育ったお坊ちゃんはすきにはなれない。
思いつきの御託を口からでまかせに言うよりも、日本で最も疲弊してる地元北海道を何とかろよ!と言いたい・・それ以上に失業率が高い沖縄は自然に恵まれ共同体もまだまだ健在だが、北海道はほんとうに深刻だ。

彼の最大の誤りは、鳩山氏以上に頼りない茶坊主の平野官房長官と、憲法違反発言「予算編成権力は財務相にある」を繰り返す藤井財務大臣と創価学会妻一族言いなりの前原大臣だと思う。




民主党の使命とは

2009年12月19日 | Weblog
民主党の使命とは
それは売国奴的な自公政治や、その代弁者であり続けるマスゴミや、目先の私利私欲しかない天下り官僚を助長させる特別会計や〇〇法人や、そこに巣食って懐を肥やしてきた大企業・カルト的大宗教団体を、法治国家らしくきちんと遵法させて、亡国の淵にある異常すぎるこの国をもっとまともな、世界的にももっと普通の国に立て直すことだと思う。

税的収入等のほとんどが、官僚・公務員の給料や天下り官僚たちが税金を〇〇法人からその関連会社へという国家的詐欺行為を無くさない限り何をやっても笊に水に違いない。国債という後世の国民の借金で国を運営している国など世界では皆無である。

民主党には現在までのところ重大な失策はない。民主党が先の選挙で勝利した原因は、このままの自公政治では亡国になると感じた国民の危機意識と、政策的には三党合意でのマニュフェストという公約なので、その二つを実現することが原点であり、為すべき事だと思う。

民主党支持層は三分の一くらいなのはそう変わらないだろうから、自公支持者に色目を使うことも、彼らの走狗と成り果ててるほとんどのマスゴミなど無視して、マニュフェストを粛々と実行してゆけばいいいのだと思う。ただ経済事情や世論に考慮しての部分的な変更(子供手当ての富裕層へのカット等)は不可欠だが、やりもしない前からマニュフェストなどは守る必要がないという一部マスコミの言動は無責任極まりない。

ただそれらは、亀井大臣等のごく少数の大臣の努力があってのものであり、亀井大臣以外はあまり評価できないどころか、現在の民主党低迷の理由は、本来は官僚人事権を持つことで官僚に睨みを利かし、内閣官房費(マスコミ対策費等)でも出鱈目を言いたい放題のマスゴミに睨みを利かすべき平野官房長官や、「財務省に予算編成権がある」という憲法違反発言を繰り返す藤井財務大臣、創価学会妻一族言いなりで縁故採用されたJALの学会員一万人社員のことしか眼中にない前原国交大臣等の大半の大臣が自公政治を継承していることに原因があると思う。

民主党がぶれないためには、自公政治(特に小泉売国奴政治で)ずたずたに破壊されてしまった遵法と、未来の持続可能な社会の安全安心と、税の出入に関しての公正さや、社会保障・弱者切捨て等で、法の前での平等・基本的人権の保護等をいかに前進させるかがその最大の課題だと思う。


夢の痛さ、現実の痛さ -日本の自殺者は毎年18万人以上!?

2009年12月08日 | Weblog
夢の中で、追いかける者どもに蹴りを入れて・・現実には、壁に蹴りを入れてしまって、足を捻挫してしまった。

もう一度出会いたい人や自然や作品が多くある。

その反対に、日本でもう二度と出会いたくないのは・・小泉・竹中や、かって彼らに協力的だったトヨタの番頭等の売国奴的な政官財マスコミでわが世の春を謳歌した者たち。

◆今日とても同感した記事はー『日本での自殺者数は、年間18万人以上!」』

ついさっきまで池澤夏樹氏の本を読んでたとこ

2009年12月06日 | Weblog
池澤氏は、フランスから生まれ故郷の北海道へと帰ってきてるらしい。とても嬉しい。もっともっと日本の物語を書いて欲しいので・・

『どこへ行く、日本。(政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される)』さんの記事はー『ここ』

全文をアップしたい。
《『「終わりと始まり」普天間移転問題の打開案 無人島に移設しては 池澤夏樹【朝日新聞】』
鳩山首相が膠着状態の普天間基地移設問題について具体案を策定するよう関係方面に指示を出した。

防衛省内では、日米合意のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に代わる候補地の一つとして鹿児島県・馬毛島(西之表市)を検討しているらしい。北沢俊美防衛相が既に島の地権者と接触し、省内に調査を指示したという。ただし実現の見通しについてはまったく不透明というより困難なもよう(普天間代替、鹿児島の島が浮上 防衛相、地権者と接触 ― 共同通信 )。

だが、防衛省内で代替案として取りざたされている馬毛島については、池澤夏樹さんも朝日新聞12月5日付の夕刊でこんなことを書いている。一考に値する代替案であることだけは間違いないようだ。
以下は「朝日新聞記事情報/G-Search」から検索、貼り付け。

ー《終わりと始まり》
普天間移転問題の打開案 無人島に移設しては 池澤夏樹ー

 鳩山内閣になっていろいろおもしろいことが起こっている。政権を代えるのはよい政権を作るためではなく悪い政権を罰するため、と誰かイギリス人が言っていたが、その効果はあったようだ。仕分けもさることながら、貧困率の公表はショックが大きかった。

 しかし、結局のところ、鳩山政権は米軍の普天間飛行場(沖縄・宜野湾市)移転問題をどうするつもりなのだろう? 県外という昨日・今日の話はどこまで本気か?

    *

 誰もが納得する打開案がないのは最初から明らかだ。一つの解決法を提示するには、反対意見を説得・論破する用意がなければならない。長引けば膠着(こうちゃく)するのは辺野古案が示すとおり。

 このまま海兵隊を普天間には置いておけない。一日も早く移転を、と言う時、「一日も早く」はレトリックではない。明日にも大事故は起こり得る。

 人口密集地で、基地直近に十六の教育施設がある。普天間第二小学校・普天間第二幼稚園は校庭・園庭がフェンスで基地に接している。滑走路への進入コースから百三十メートルしか離れていない。滑走路端からわずか四百メートルだから、飛行機は超低空を飛ぶ。真横百三十メートル先、パイロットの顔が見えるほど。あなたはこの環境に喜んで子供を通わせるか?

 では辺野古ならばいいのか?

 これもどう小細工を重ねようと沖縄県民を納得させるのは無理だ。本当の話、沖縄はもう六十四年間の長いつきあいで米軍にはうんざりしている。少しでも減らしてほしいと言わない方がおかしい。国にはこの圧倒的な不公平を解消する義務がある。

 ここまではたいていの人が抽象論として理解するだろう。国外移転が理想と言うのもわかりやすいが、たぶんアメリカはすぐには出ていかない。自民党政権はさんざアメリカを甘やかしてきた。本来が遠征軍である海兵隊に前進基地はいらないはずだが、占領体制からそのまま居座らせてしまった。早い話が、なめられているのだ。

    *

 それでも、普天間からの移転は焦眉(しょうび)の急である。眉は本当に焦げている。

 沖縄県外のどこかという案にはまったく実現性がないか? 仮に北海道に移すという案が出たら札幌に住むぼくはどう応答しよう? 存続が危ういと言われている丘珠空港の跡地だったら、人口密集地という理由で反対する。道東の原野では? かつて沖縄・金武町の県道越え米軍実弾演習が全国何か所かに分散された時、北海道は自衛隊の矢臼別演習場を提供した。

 道民として道東案にも反対する権利がぼくにはある。しかし、この権利の強さは候補地から自分の家までの距離に反比例する。近隣の人ほど強い権利を持つ。この総論賛成、各論反対の構造はいかに止揚され得るか?

 十二年前、ぼくは動かぬ状況への苛立(いらだ)ちから、「週刊朝日」で具体的な普天間飛行場の移転先を提案した。すぐに地元の人たちから反対意見が寄せられ、ぼくはそれに再反論して、そのまま議論は立ち消えになった。

 十二年たっても普天間問題には解決のきざしが見えない。では、仮定の話としてもう一度考えてみよう。

 ぼくが挙げた候補地は鹿児島県の馬毛島である。種子島の西十二キロのところにある無人島で、その理由は以下のとおり--


 1 普天間飛行場の一・七五倍の広さ、地形が平坦(へいたん)で、三千メートル級の滑走路がすぐにも造れる。埋め立て不要。

 2 島の形に合わせれば滑走路は南北方向になる。離着陸の飛行機は種子島の上は飛ばない。

 3 横方向に十二キロ離れているから騒音は深刻な問題にはならない。

 4 島であって、兵士と住民との接触がない。

 5 嘉手納と岩国のどちらからも輸送機で一時間の距離にある。米軍にとっては魅力的なはず。

 6 ほぼ無人島で、ほとんど一私企業の所有で、交渉が容易。


 素人のぼくが地図を見ていて見つけたくらいだから、専門家たちはこの島のことを知っていただろう。しかし、その時までここが表だって話題になったことはなかった。その後も移転の話は辺野古を巡ってくすぶるばかりで、他の案が真剣に検討された気配がない。だから沖縄人は怒るのだ。

 馬毛島案に地元の人たちは当然反対するだろう。しばらく前、米軍の艦載機発着訓練の一部をこの島に移す話があって、反対運動が起こった。当然であるし、今回提案しながらぼくだっていい気持ちはしない。

 だが、このくらいショッキングなことを言わないと基地は沖縄から出ていかないのだ。十二年待っても普天間は動かなかった。その間に、二〇〇四年、隣接する沖縄国際大学にヘリが墜落した。無人島であれば墜(お)ちても海の中、というのははたして暴論か。

 反対権は距離に反比例すると書いた。フェンス越しの百三十メートルと海を隔てた十二キロは明らかに違う。そこに、反対権は受苦の年月に比例すると付け足しておこう。何度も言うが、沖縄の我慢は限界に達している。(作家)
 ◆月に1度掲載します。朝日新聞社》

今日図書館から借りてきた本

2009年12月06日 | Weblog
①「マクベス」(シェークスピア)
②「なつかしく謎めいて」アーシェラ・K・ル・グイン
③「彼方なる歌に耳を澄ませよ」アリステア・マクラウド
④「灰色の輝ける贈り物」同上
⑤「冬の犬」同上

後者から読み始めたところ。予想してたよりもはるかに面白い。
へミグウェーが「大草原の小さな家」を書いたら・・こんな物語にかもしれない。

◆『日本の捜査権力(検察、警察幹部、裁判所、法務省)を私たちは、厳しく監視して、彼らをこそ、日本国民に敵対する犯罪者集団として、捜査し、摘発し、逮捕し、裁判にかけなければいけない』という記事はー『ここ』 

~09年11月度のコラム一覧~(自作詩は◆印)

2009年12月05日 | Weblog
7日…『世にも不思議で背筋も凍る怖い体験談』
8日…◆『原点の詩』
9日…『日米の利害が一致する沖縄問題・日米安保の解決策 』
10日…◆『抹殺されるかもしれない詩』
『詩 母の笑顔』
11日…◆『詩 屋根』
『詩 泥鰌 』
12日…◆『恩師の死』
13日…◆『金玉の詩三篇』
『日本語・日本文学の師匠からの回答』
14日…◆『最新の詩』
『この国はほんとに民主的な遵法国家なのか?』
15日…◆『詩 雨に濡れながら』
『一食30円の完全栄養食「石狩鍋」を今夜も』
16日…☆『宝探しをするなら海』
『ぼくは断然、長ネギよりも玉ねぎ派』
『日本列島(劣等)の未来は』
17日…『「子供が主人公の映画」ベスト10』
『詩 腹が立つ』
『人を食べる(「理解不能」の推敲形)』
18日…『久し振りの涙』
19日…「『子供が主人公の映画」ベスト10 」に入れ忘れた映画』

20日…◆『子供はあまり好きじゃない。でも子供にはどうしてだか好かれる』
21日…『魯迅や宮澤賢治じゃないけど・・子供たちを救え!』
22日…『pikki蛙外伝(1)』
23日…★『家に帰って来てまず何する」かというと、夏~秋は裸に冬~春は鍋作り』
『僕の思う人類史上での犯罪ベスト5(心臓の悪い人は読まないで!)』
24日…◆『誰にでもある場所』
『~09年10月度のコラム一覧~(★印はお奨めコラム、■印は詩)』
25日…『【今年の詩作品リンク集】&アメンバーブログで金星・銀星をもらったブログ記事』
26日…『幽霊、見たことある? 信じる?』
『冬の好きなとこ、苦手なとこ・・それは、冬には死者たちを思い出してしまうとこ』
27日…『何故沖縄の新米軍基地や「事業仕分け」が不愉快なのか?』
28日…◆『誰にも必要な秘密の場所』
『更なるデフレ・景気・雇用悪化を防ぐためのボランティア&グリーン・ニューディール立国を!』
29日…◆『レクイエム(鎮魂歌』
『アメンバーブログで金星・銀星をもらったブログ記事(金星→★、銀星→☆)』
『読書ノート(1)ー散歩がてらに図書館通いを復活』
30日…◆『刑務所』
『東京に原発を!』


刑務所 (2)

2009年12月02日 | Weblog
大昔のこと
刑務所はきみにぴったりの場所だと
友人に言われたことがある

本が好きなだけ読めるし
毎日カラオケ大会みたいで
ヤクザ屋さんからスカウトされたとも・・

先日初めて
面会に行った刑務所には
娑婆よりもはるかに美味しいうどん屋があり
売店で売っていた日本全国の刑務所で作られた製品は
とてもユニークなものばかり
現在一番人気なのは
函館刑務所の前掛けとか

誰か知り合いが刑務所に居る人々は
是非一度刑務所を訪れてみるべきだ

高さ約5メートルの塀と
面会に立ち合って
一字一句を書き留めている刑務官
この日本低国を支え続けてきた
幾百の刑務所のひとつでも

刑務所

2009年11月30日 | Weblog
今日生まれて初めて
この国の刑務所を
面会のために訪れた
塀の高さは約5メートル

ついさっき読了した
辺見庸の「もの食う人びと」では
ドイツの刑務所では
売店でコンドームも売っているとか

ラジオどころか
カラーテレビやステレオや
熱帯魚水槽やヌード写真も許可とか

日本が
地上最後の官僚独裁国家なのかもしれない

書き込みがあるというので
ノートと「正岡子規全集」の差し入れは禁止されてしまった
下着・靴下もまた・・
(売店で買って差し入れなら可能というが残金が無かった)



「もの食う人びと」辺見庸読了・・日本人の最後の良心、素晴らしきかな辺見庸!

2009年11月30日 | Weblog
食に関しては、開高健以上の本はないとずっと思っていたが・・
この本はそれらに勝るとも劣らない本だと思う。是非すべての日本人の一読を!

最後の章は、涙また涙で文字がかすれての・・韓国日本大使館前で自殺を図った従軍慰安婦たちとの交流の物語だった・・

詳しい感想はまた明日。

冬の好きなとこ、苦手なとこ・・それは、冬には死者たちを思い出してしまうとこ

2009年11月26日 | Weblog
ポーランドのワイダ監督の映画「灰とダイヤモンド」(全映画ベスト10入り)「地下水道」を観て眠ったら・・死者たちばかりが出てくる夢をみてしまった。

家へ帰ろうとしているのだけど、なかなかその家が見つからない。
まるでかっての香港の”魔窟”九龍のような下町が延々とつづく。
やっと、探し当てたら、ぼくの大嫌いな吠え、噛み付いてきそうな大きな犬が途中にいる。

ぐるっと回って反対側から、家に辿り着く。
中は万年床だらけ。現れるのはみんな、既に亡くなった祖父母たちや、父母たち。
おまけに、ぼくには居ないはずの妹(どっちとも再婚同士だったのでいるのかも・・)とその彼氏の万年床まであるので、その万年床を次々と折りたたんで積み上げてゆく。

アイヌ民族では・・あの世では、この世とはすべてが反対なんだとふっと思い出す。
それから、銭湯で長い旅の汗を流そうと行ったら・・親爺さんが風呂の真ん中でニコニコ笑っている。(親爺の夢を見るのは初めて)

風呂に入るのは諦めて、歩いてゆくと・・いじめで自殺した中学時代の友人が突然現れて、「久し振りだな。あの世へ行こうか・・」
そこで目が覚めてしまった。