詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

君住む町

2008年06月30日 | 日記
君が住んでいる町は
僕もまた住んでる町
人口が三万と少しの
なんの変哲もない町だけど
すぐそばに山が迫った
四季の自然が美しい町

毎年毎年
この町の住民と同じ人々が
自殺で亡くなってゆくのだという

日本人には
政治嫌いや歴史嫌いが多いけど
政治とはなにかといえば
税金の再分配の事ではないかと思う
いつの時代も いつの社会も
そしてますます
弱肉強食の市場原理のために
経済格差や差別が増すばかりという弊害を
修正するための

歴史とは
そのための智恵を得るための
最適の題材だと思う
ぼくらは
奴隷や家畜とは違う存在
誰もが税金を収める納税者であり
その未来がどうなるかを決める税金の使い道に
物申すべき義務と責任があるのだと思う