きみと別れるとき
「さよなら」を言い出せなかった
それはきみもいつもいっしょ
別れはいつも足跡に似ていた
ぼくらもまた足跡のひとつ
足跡のひとつひとつ欠けていったら
この世界は成り立たない
この哀しさも また
きみの足跡も
ぼくの足跡も
この世界を形作るもののひとつ
それなしではまるで違う世界だったはず
「さよなら」を言い出せなかった
それはきみもいつもいっしょ
別れはいつも足跡に似ていた
ぼくらもまた足跡のひとつ
足跡のひとつひとつ欠けていったら
この世界は成り立たない
この哀しさも また
きみの足跡も
ぼくの足跡も
この世界を形作るもののひとつ
それなしではまるで違う世界だったはず