詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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故郷SOS! <本澤二郎の「日本の風景」(3257)

2019年03月07日 | 犯罪
<千葉県・房総半島で放射能汚染物質投棄大疑惑>
 3か月ぶりに故郷に戻った。石川啄木の心境である。ふるさとの山はありがたきかな、である。数本の留守電が入っていた。80代の英語の先生の元気そうな声だ。「何度も電話したけど、つながらない」と心配する録音である。留守だから仕方ないが、恩師はありがたいものである。君津市の大工・御簾納さんの留守電が気になって、電話すると、それこそ飛び上がるほど驚愕する情報に腰を抜かしてしまった。千葉県・房総半島で福島・東電の原発放射能汚染物質の投棄疑惑のことである。地元で反対運動も起きている、というのだ。

 故郷・房総半島は温暖な美しい半島である。漁師町もあるため、古くから入れ墨やくざが跋扈、実際にやくざが県議や国会議員にまでなっている。現在でもやくざの倅が国会議員である。これが負の遺産となって、やくざによるレイプ殺人事件も起きる土壌となった。

 「木更津レイプ殺人事件」は、そうして起きた悲劇の一つである。やくざ事件に遺族までも沈黙、千葉県警・木更津署の重い荷物となって、注目と関心を呼んでいる

<大福山の巨大産廃場に投棄!?>
 そこに降ってわいた悪魔の放射能物質事件である。
 これまで木更津市でも産廃場設置問題が繰り返されてきた。業者がやくざを動員して強行するためだ。悪しき仕事人や政治屋は、やくざを悪徳ビジネスに悪用する。現在の首相にもやくざ起用疑惑どころか、やくざを使って、ライバルの市長候補を潰した。これは真実で、多くの国民は知っている。

 御簾納さんも、最初は知らなかった。市原市と君津市、鴨川市にまたがっているような大福山の巨大産廃場に、福島の放射能汚染物質が投棄されている?これから投棄される?というのである。
 大福山?初めて聞く名前である。

 さっそく近所の知り合いに聞いてみた。何と有名な巨大産廃場なのだ。ここで作業した関係者によると、すごい解説付きである。
 「人間の死体以外は、何でも投棄されている」というのだ。ということは、人間の命に係わる重金属、化学物質も投棄されている可能性が高い。
東京圏唯一の汚染物質の投棄される死の産廃場なのかもしれない。

 御簾納さんのお父さんとは、森英介の父親・美秀代議士(三木武夫夫人の実弟)の君津市界隈の後援会長をしていた関係で、よく森後援会の講演会に招かれていた関係で、知り合いになった。彼はダンプ公害を告発する運動に熱心で、筆者も東京タイムズの紙面を使って、繰り返し大きく報道した。
 それでも、なかなか改善されなかった。森さんが環境庁長官の時、大臣として現地を視察してもらった。衆院環境委員長の八田貞義代議士にも馬来田の街道に立って、大騒音と大気汚染の現場を視察してもらった。
 あとで判明したことだが、ダンプ公害の背後にはやくざ代議士が支援していたというのだ。仰天したものである。
 この地域に一人、公明党議員がいたので、国会質問をする計画を立てたところ、なんとやくざの暴走に屈してしまった。正義と勇気のない、彼もまた政治屋でしかなかった。そういえば、この辺りには共産党の姿も薄い。
 美しい温暖な土地で跋扈する悪徳政治屋とやくざの世界が、本当の姿でもある。そこへと、今度は放射能汚染物質の投棄疑惑が沸き起こっていたのである。
 4月統一地方選挙のリトマス試験紙となるだろう。

<地元は小原川ー小櫃川河川の飲料水に危機感>
 ダンプ公害のころ、君津市に勇敢な職員がいた。いまは現役を引退、悠々自適の生活をしているだろう。それとも大福山の一件で奔走しているのかもしれない。
 千葉県に放射能汚染物質の専門家がいないだろうか。共産党委員長は確か千葉県だったと記憶しているが。房総半島の危機に立ち上がってもらいたい。しんぶん赤旗の名物記者・井上協君にも協力してもらいたい。

 東京新聞の望月記者は、官房長官の菅に詰問してもらいたい。日刊ゲンダイは報道するに違いない。

 御簾納さんの話では、大福山の近くを流れる小原川から小櫃川に注がれる河川水は、東京湾へと流れ込む。小櫃川は飲料水の給水河川だ。地下水は半島全域を汚染する。房総半島と東京湾、そして太平洋へと拡散していくに違いない。これは第二の福島である。

<君津・木更津・袖ケ浦・市原・鴨川の市民に伝染>
 「既に大福山産廃場の事件は、ネットに流れている」というのだ。
 産廃場には、投棄してはならないものまでとりあえず投棄されている。素人でも知っている。大福山は、いうなれば首都圏のごみ溜め場である。その設備は、大方いい加減であろう。この界隈の自治体は、しかと監理しているのであろうか。
 自治体職員は、やくざに甘い。警察が大アマなのだから仕方がない。正義と勇気のある警察官の採用が急務である千葉県警である。
 かくしてこの大福山産廃場への放射能汚染物質の投棄疑惑は、房総半島全域に拡大しているようである。
 これは戦場でレイプされている女性のために声を上げているイラク女性に対して、ノルウェーのノーベル委員会は、平和賞を授与した。昨秋のことである。

 「これは声を上げよ」である。声を上げないままやくざに殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者のK・T子さんの地獄からの叫びとなっている。

<「森田知事と衆参国会議員が秘密裏に推進」は本当か>
 この大事件は、かなり進行しているようなのだ。
 「地元では、知事の森田や衆参の自民党国会議員も推進役」という仰天する情報まで飛び交っている。

 これはじっとしていられない。と同時に、福島の東電周辺の放射能汚染自治体住民の悲劇を、第三者にも思い知らせた格好である。原発はいらない。核不要である。

 環境庁は、福島の汚染物質を全国にばらまくという計画は本当なのだ。それこそ列島全土で同じ事件が起きているのかもしれない。

<沈黙は金ではない。犯罪である!>
 「沈黙と無知は犯罪である」という思いに駆られてしまった。

 そのうち地元での集会に案内してくれるという。本ブログの拡散を読者諸兄にお願いしたい。これも初めてのお願いごとである。
 北京の義母が「日本は危ない」と言った言葉が、早くも思い出されてきたのに内心、驚いてしまった。
2019年3月7日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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