詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

元気ですか

2020年01月10日 | 最新の詩
きのう仕事帰りの電車にゆられ目の前で
あんぐり口を開け眠ってる女学生を見て
きみを思いだした

きみの家の庭で初めて
みたきみのような花が
紫陽花だった

雨が降るたびいつも
学校を休みがちだった
あの頃のきみ

黒い傘の下でこんなにも
こころが傷だらけなんだと
初めて気づいた頃だった

天国でもあんぐり口を開けて
雨を見上げている
あの頃のきみのまんまだろうか


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