MITテクノロジーレビューが、OpenAI社の画像生成モデルを使った、ウェイマー社の短編映画『ザ・フロスト』を紹介・解説している。
画像の分野でも、生成AIが、膨大なのデータを蓄積して、このような映画を作れるようになっているのは驚きで、色々な分野でも、膨大なデータが蓄積され、生成AIが、人間の代わりをできるようになっている。脅威である。
その制作にあたり、同社の監督ジョシュ・ルービンの脚本をオープンAI(OpenAI)の画像生成モデル「DALL-E 2」に入力、何度か試行錯誤を重ねた後、DALL-E 2を使用してすべてのショットが生成された。そして次に、静止画像に動きを加えれるAIツール「D-ID」を使ってそれらのショットがアニメーション化され、風にはためくテントや唇の動きが作られたという。
The Frostは、12分足らずの短編映画で、氷河地帯の気象変動による、不気味で不穏な雰囲気を表現したものである。氷に覆われた広大な山々、軍用テントの仮設キャンプ、火を囲んで身を寄せる人々、吠える犬たち。映像から、音の再生、ストーリーまでを生成AIで作成されているのは驚き。
MIT Tech Review: 短編映画を独占公開:生成AIは映像制作をどう変えるか? (technologyreview.jp)