数学と科学の教育Youtube番組の”Brilliant dot org”が、Nuclear Fusion: Who'll Be First To Make It Work? という、番組で米国、英国、カナダ、中国の11社の核融合に関する新興企業を紹介している。
https://youtu.be/23W0t5-LlV0
どこも数百億円とか数兆円の資金を調達し、20年以上、核融合の研究開発を行なっている。
世界の主だった国が出資して核融合の実現のための世界共同開発組織である、ITERは。核融合の実現を、早くとも2050年としているのに対し、このYoutubeは、これらの新興企業は、ITERよりも10年以上早く実現できると、紹介している。
特に、TAE Rechnology社は、1998年に設立、1.6ビリオンドルという巨額の資金調達をし、400名の社員がいる。2024年には発電開始できるのではという。その特徴は、下図のように逆の極性の2つの水素プラズマ発生器を持ち、
2つのプラズマの塊を衝突させ、より高温プラズマを発生させ、核融合反応を起こすというもの。この方式は、中性子を発生させないという。
その仕組みの説明は下記のYoutube でされている。
https://youtu.be/EVlWUQ-UKa4?list=TLGGRqoSMsdmCxsyMzA2MjAyMw&t=19
2024年にも発電できれば、大規模発電の実現もすぐそこまで来ているという事で、人間の生活も大きく変わるだろう。